2018年01月27日 配信

1/27(土)市立船橋高校第三体育館お披露目
国際試合対応レベルの体操競技練習施設へ

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 市立船橋高校(船橋市市場4-5-1)で約1年半にわたって工事をしていた第三体育館が完成、1月23日にマスコミ向けの内覧会が行われその全容が明らかになった。

 第3体育館は、平成28(2016)年4月~平成29(2017)年12月まで建て替え工事を行い、総工事費用26億1350万2000円かけて新築。床面積は、1階部分の体操用体育館が、約1250平方メートル。地下2階の多目的ホールが、971平方メートル。鉄筋コンクリート造りの2階建て、地下2階という構造。

 旧体育館は、昭和35年に落成。老朽化と耐震の問題で平成26年から新第3体育館の新築計画が立ち上がった。施工事業者は、新築工事が、日本国土・京葉都市特定建設工事共同企業体。機械設備工が、朝日・ケイハイ特定建設工事共同企業体。電気設備工事は、ケイハイ。工事管理委託を教育施設研究所で実施。

 1階体育館部分は、オリンピック候補者を多く輩出している体操部の練習に主に使用され、一般生徒の体育授業でも使われるという。体操フロアのほかに部室として3室を用意。国際大会の基準を満たす照明器具や、空調、体操器具などを完備しているが、天井の高さが不足している為、高校レベルの大会を開催することはできないという。

 体操器具は、ゆか、鉄棒、平行棒、あん馬、つり輪、跳馬、助走路・跳躍板、ピット、タンブリングトランポリン・タンブリングパネル、ピットトランポリン、着地マットなどを装備。これらはすべて、国際体操連盟公認のものを揃えているが、同校には女子体操部がないので段違い平行棒と平均台は用意していない。

 地下2階部分は、防音壁を配備した多目的ホールとして活用。放課後は、吹奏楽部の練習に使用されるほか、バドミントン部、バレー部、ダンス部なども第1・第2体育館と交代で練習に使う。

 そのほか、約1200人を収容する全校集会や、400人余りの各学年集会でも活躍する。水脈が地下1.5メートルに流れている為、地下部分は特に湿気対策の空調設備が充実。そのほか、可動式の座席400席を配し、研究室のほか防音壁を備えた多目的室を3室持っている。

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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