2017年06月17日 配信

6/16(金)市場通りの焼肉やまとで仮想通貨「ビットコイン」の使用開始へ
船橋市内飲食店では初の試みか

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 市場通りの焼肉やまと(船橋市夏見1-8-28 TEL047-422-4129)が6月15日、仮想通貨の「ビットコイン」を店舗で使えるようにするシステムを導入することを発表した。

 仮想通貨とは、国家の信用を裏付けとして流通する「円」や「ドル」などの法定通貨に対して、利用者による仮想通貨自体への信用に基づいて価値が保証されるもので価値の変動を国家が主導する法定通貨に対して、利用者がそれをおこなうという特徴がある。

 ビットコインは、投機性が高い仕組みと言われている。為替の変動リスク回避や手数料が安いなどの利点から海外への送金を目的に利用が集中、中国やアジア諸国の人々のニーズを取り込んで需要が拡大してきた。そうしたニーズなどを受けてビットコインの価値があがり、結果として投機対象の商品として価値が見直されているという。

 同社では代表の勝光治さんが、かねてからビットコインについて興味を持ち、独自に研究を重ねてきたという。その上で、「ビットコインの相場から見ても保有者は増えている様子。投機目的で保有した人の中でもバーチャルな買い物や通販決済だけでなく実店舗で使いたいというニーズもあるのでは」と、勝さん。「インバウンドの来日客が、決済する手段の一つとしてクレジットほどではないにせよニーズがあるかも。いずれにしても選択肢を多くする方が顧客サービスにつながる」とも。

 同社は、同業他社に先駆けて数年前からポイントカードシステムも導入してきた。ポイントカードシステムの見直しに合わせて、今年2月からポイントシステムもアプリ化に踏み切った。今では市内各所で当たり前のように開催されている生産者が出店する「朝市」も6年前に開始、飲食業態を活かしての通信販売業への乗り入れなど常に新しい流れを取り入れてきた。今回のビットコイン導入もその一端で、地域の中で新しいものを真っ先に取り入れる風土が生み出した行動だ。

 営業時間は、11時~23時。年中無休。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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