2017年12月02日 配信

12/2(日)行田西小6年の藤井裕大くんがスケボー全国大会で準優勝

プロトーナメントでの快挙に地元騒然

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 11月11日と12日に越谷イオンレイクタウン(埼玉県越谷市)で開催された「全日本フリースタイルスケートボード選手権」で、行田西小学校6年の藤井裕大くん(11)がプロトーナメントで準優勝した。

 同選手権はJFSA(日本フラットランドスケートボード協会)主催のもと、毎年1回開催されている。今年は海外からの参加者8人を含む46人が参加した。例年は国内選手のみの参加であったが、今年5月にカナダで開催された国際コンテストで多数の日本人選手が入賞したことから、海外選手からも本大会への参加希望があり、一部の海外選手を受け入れることになったという。

 1日目はアマチュアコンテストを開催、29人の参加者のうち上位3人が2日目のプロトーナメントの出場権を獲得することができる。プロトーナメントには20人が参加し、予選を通過した8人のトーナメントで優勝を決める。藤井くんはアマチュア部門で3位入賞し、プロトーナメントでは予選4位で決勝トーナメントの出場権を得た。8人で戦うプロトーナメントでは、自身初となる準優勝を見事勝ち取った。

 藤井くんがスケボーを始めたのは小学1年の時。スケートボーダーの父親の雅博さんの影響で、自然にスケボーで遊ぶようになったという。昨年の同大会ではアマチュア部門で優勝、今年5月の国際大会ではアマチュア部門で5位入賞。プロトーナメントでの入賞は今回が初となる。 

 今大会では、本番の直前練習で大技を決めることができたため、本番もいけるのではと思ったという。「プロトーナメントなので、負ける前提で思いっきりやったのが逆によかったのかも」と振り返る。予定していなかった大技のコンビネーショントリックが見事に決まり、プロを相手に準優勝し、多くのギャラリーを沸かせた。今後の目標は「来年の国際大会のアマチュア部門で優勝したい」と藤井くん。 

 雅博さんはスケボー普及のために2002年よりJFSA(日本フラットランドスケートボード協会)を立ち上げ、会社員の傍ら、スケボー普及のためにコンテストの開催や指導などを行っている。また、今年10月に船橋スケートボード推進委員会(FSPC)を発足し、オリンピック競技に採用されたスケートボードを船橋市から発信できるよう、スケートボードパーク設置に向けて活動を行っている。

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左から藤井くん、優勝Andy Anderson(カナダ)、3位Dan Garb(アメリカ)  
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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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yukitotsukawa

yukitotsukawa

「船橋が好き、人と会って話すのが好き、出かけるのも好き」なので、思い切ってライターを始めて8年になりました。今も出会った方からたくさん刺激をもらっています。皆さんに喜んでもらえる情報を発信していきたいです!
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