2017年08月24日 配信

8/24(木)児童養護施設おんちょう園の子どもたちが松戸市長にインタビュー
子ども新聞クラブの記者として

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 児童養護施設おんちょう園の子どもたちが8月23日、船橋市役所(船橋市湊町2-10-25)を訪問、松戸徹市長に子ども新聞クラブの記者としてインタビューを行った。

 「子ども新聞クラブ」事業は、内閣府・文部科学省・厚生労働省・日本財団が推進する「子どもの未来応援国民活動」の一環として採択されいるもの。船橋市内では一般社団法人ソーシャル・アーティスト・ネットワーク(東京都千代田区神田小川町2-4-5)が児童養護施設おんちょう園(船橋市薬円台4-6-2)の子どもたちを対象に事業を行っている。

 同事業は、子どもたち自らが記者となり、多くの大人の情愛に触れながら取材をするという形でコミュニケーションを図り、言葉の表現を共に考えることで「生きる力」を身につけることを目的としている。

 同クラブは4月から始まり、これまで5回の子ども新聞ワークショップで準備を進めてきた。同日は小学5年から中学2年の8人が子ども記者として参加し、そのサポーターとして3人の高校生も参加した。

 自己紹介の後、「一番感動したこと」「一番がんばったこと」「一番大切にしていること」を一人ずつ市長に質問し、市長が答えると熱心にメモをとる様子が見られた。

 後半のフリートークでは「どうして市長になったんですか」「好きな色や食べ物は」など質問が絶えなかった。市長は好きな言葉として「幸せはいつも自分の心が決める」という詩人・書家である相田みつをの言葉を紹介したり、「子どもの頃は漫画を描くのが好きだった」「宇宙から地球を見てみたい」など、ひとつひとつ質問に答え、子どもたちも笑顔をみせながら耳を傾けていた。子どもたちは「最初は緊張したけど楽しかった」「いろいろ質問できてよかった」など、感想を話した。

 「最初は緊張していた子どもたちですが、積極的に全員が質問している様子を見て嬉しかったですしほっとしました。人に興味を持って質問し、そして自分も知ってもらうことで、人とのコミュニケーション力を養い、新聞づくりを通して生きる力を身につけることができれば」と同団体の江口義実さんと加藤孝子さん。

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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yukitotsukawa

yukitotsukawa

「船橋が好き、人と会って話すのが好き、出かけるのも好き」なので、思い切ってライターを始めて8年になりました。今も出会った方からたくさん刺激をもらっています。皆さんに喜んでもらえる情報を発信していきたいです!
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