2017年04月10日 配信

4/10(月)仲通り商店街のCOFFEE&CANZUME BAR「YuBel」
自家焙煎珈琲豆を少量50gから

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 JR船橋駅南口から徒歩約3分の船橋仲通り商店街にある「COFFEE&CANZUME BAR YuBel(ユーベル)」(船橋市本町4-42-11、TEL 047-778-2358)が、オープンから約2カ月が経った。

 

 店主の鈴木右一郎(ゆういちろう)さん(42)は鎌ヶ谷市出身で、船橋市に住み始めて15年になる。大学進学後家業を手伝ったのち、プロントコーポレーションやコーヒー豆の卸売会社などに勤務。焙煎、テイスティング、飲食店への豆や抽出器具の提案など、コーヒーに関する知識と経験を重ねてきた。特に2年半の間、毎朝の業務だったテイスティングでは、先入観抜きに多くのものを試したうえで自分の好みを確立しつつ、多くの人に直に飲んでもらって意見をきく大切さも学んだ。

 

 「コーヒーの楽しみ方は人それぞれ、お客がいいと思うものを」という元上司からの教えが、今の店の土台になっている。「ミルクも砂糖も好みで入れてもらってかまわない」と鈴木さん。

 

 昼はコーヒー、夜は「缶詰バー」が店のスタイル。どちらでも気軽に立ち寄ってほしいとの思いから、店内や商品が見えやすいよう、入口を開放している。店舗面積は5,5坪、カウンター7席に2人用の立ち飲みテーブルが3卓。壁にはカラフルなパッケージの缶詰がディスプレイされている。

 

 12種類の自家焙煎のコーヒー豆は50g(200円~)とごく少量から販売。どの豆も店内で飲むことができ(380円)、テイクアウトも可(340円)。鈴木さんが船橋をイメージしてブレンドした「ふなばしブレンド」もある。店で出すコーヒーは、鈴木さんが一杯ずつペーパードリップでいれているが、「買った豆を家で味わうときに近い味を提供したいという理由から、家庭でも使うペーパードリップにしている」とのこと。「ニューヨーク・チーズケーキ」(単品380円・コーヒーとのセット680円)も近々昼のメニューに加わる予定だ。

 

 夜のメニューは100種類以上の缶詰(150円~)の他、アルコール類も豊富。甘さ控えめの自家製コーヒーリキュールを使用した「コーヒーハイボール」(480円)は、夜でもコーヒー店らしさをイメージしてもらえるようにつくりあげたという。

 

 店を始める前から、コーヒーに関する説明は一般の人に分かりにくいのではないかと感じていたことから、直接お客さんの顔を見ながら近くで話ができるこのスタイルを大事にし、メニュー表は味や香りが伝わりやすく、イメージしやすいように心がけているという。「自分に合う、納得できる味を見つけやすいように、豆の購入も50gからできるようにしている」と鈴木さん。「昔ながらの肉屋や魚屋のようなコーヒー屋でありたいので、気軽に足を運んでくれたら」とも。

 

 営業時間は11時~23時。日曜定休(ただし日曜が連休中日の場合、連休最終日が休み)。

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

大西俊子

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