2017年11月04日 配信

11/4(土)船橋の企業が行徳駅前に幼保園
物語をモチーフに造詣デザイナーが施工

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 船橋市内に本社を構える日本都市グループ(船橋市藤原6-23-3)が、行徳駅前にコンパス幼保園(市川市行徳駅前1-22-13 TEL047-321-6330)を開設、12月1日にグランドオープンを迎える。

 運営する日本都市グループは、駐車場整備、道路区画線、道路標識の設置やコインパーキング施工などを主軸に「造園事業」、「土木事業」などの現場仕事、太陽光パネルなどの「省エネ事業」。ディスコブームで話題になった「マハラジャ六本木」の経営(芸能事業)を手掛ける。

 社員数は、約130人。非正規雇用者まで含めると300人(内3割が女性)を超え、売り上げは連結で約30億円。

 「優秀な女性社員が営業職で活躍していても人生の節目で子育ての為に仕事をセーブしなければならない例が増えてきた。全力で仕事をしたいという要望に沿う形で開園しました。職員が力を発揮できるためのバックヤード整備」と、幼保園開設のきっかけを話すのは同グループ代表の大原俊弘さん。

 同園の園長には、世界的な活躍で知られているレフリーの島田裕二さんを配置。副園長には看護師資格を有する島田さんの妻が就任する。保育スタッフも子育て経験豊富な主婦を短い時間からでも勤務できる細かいシフト形態で採用。

 内閣府の定める「企業主導型保育事業」の補助を受けて、「仕事をしたいけれども子どもを預かってくれる場所」が不足している就業困難な女性を支援する目的で開設する。「船橋の企業なので当グループの本部がある藤原や馬込沢から船橋駅周辺を経由する送迎バスを走らせる」(大原さん)と船橋の企業の待機児童対策にも期待が広がる。

 定員は、41人。過半数の21人は内閣府の定める「企業主導型保育事業」に定められた条件の提携企業職員を対象にするが、残りの20人枠は「地元の人に積極的に利用してもらいたい」(島田園長)と話す。

 園名の「コンパス」は、「これから人生という、先の長い旅にでる子どもたちが人生に迷わないように揺るがないコンパスを持って成長してくれることを願って名付けました」と、園長の島田さん。

 園内は窓を広く採った明るいエントランスを「朝」のイメージに、全体のイメージを園スタッフみんなで考えだした創作の冒険物語に則し、立体感のある木で統一。奥に進むごとに夕暮れをイメージする内装になっている。

 昼をイメージする廊下は、直接日の光を取り込める天窓が配置されており天気の良い日は自然光が子どもたちの成長を見守ってくれるデザインになっている。

 壁や全体の雰囲気を統一する物語の造形だけでなく、知育玩具に加えて、ボルダリングウォールや、うんてい、反射神経トレーニングマシンなど知能と体を総合的に鍛えることのできる遊具も設置している。

 保育料は0才=3万5,900円、1~2才=3万5700円、3才=3万600円、4才=2万7100円。別途教育費1万円。

 開園時間は、7時~21時。日祝定休。

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↑自然光を取り込める天窓
←朝食のパンをイメージしたエレベーターホールの造形

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↑煙の上がった大砲が描かれているが、その行く先には…  
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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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