2017年03月14日 配信

3/14(火)三咲公民館で「第15回障がい者・ボランティア交流の集い」

防災講話にも多くの市民が耳を傾けた

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 三咲公民館(船橋市三咲3-5-10、TEL 047-448-3291)で3月11日、「第15回障がい者・ボランティア交流の集い 共生生き生きふれあいの集い」が開催された。

 障がい者とボランティアが親睦と交流を深めるために始まった同集い。例年はバンド演奏などのアトラクションを行ってきたが、今年は東日本大震災からちょうど6年目を迎える日ということもあり、急きょ予定を変更し午前の部は船橋市危機管理監の安藤正一さんを迎えて防災講話を行った。「震災から6年も経つと忘れてしまう。もう一度防災を見つめ直す日にしたい」と船橋市ボランティア連絡協議会会長の斉藤征昭さんは話す。

 防災講話では「災害が多発する時代を迎え、私たちが何をすればいいのか、どのような取り組みをすればよいのか、また防災について考えてみたいこと」が配布資料に基づいて進められた。

 安藤さんは元自衛官で震災当時は仙台に住み、震度6強を体験した。被災者でもあったが自衛官としてそのまま災害救援に向かったという経験や近年の災害状況を語った。

 「どんな取り組みをすればよいのか」では、船橋の危険カ所の注意事項を資料を見ながら説明し、家の中の危険カ所の説明や、少しの工夫で家具の転倒が防げるなどの話に参加者も熱心に耳を傾けていた。

 最後に「災害弱者である障がい者、高齢者については町会、自治会の班ごとで把握して相互に助け合っていくようにすればよいのではないか」と締めくくった。

 講話終了後には大久保学園「サクシード」によるバンド演奏や船橋市立御滝中学校管弦楽部の演奏などが披露された。今回初めて参加した女性は「笑いもある素晴らしいステージが楽しかった。この集いが15回も続いていることに感心しました」と話した。

 「今回の集いでは人が集まるか心配でしたが、防災講和聴講者も54人と多くの方が参加してくれてホッしています」とボランティアセンターの杉澤杏奈さんは笑顔を見せた。

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船橋市ボランティア連絡協議会会長の斉藤征昭さん 船橋市危機管理監の安藤正一さん
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ボランティアセンターの杉澤杏奈さん  
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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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