2018年01月04日 配信

1/4(木)イオンモール近くにサイフォンコーヒーのカフェ「竜と月」
フレンチシェフが趣味を本業にして開店

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 東武アーバンパークライン新船橋駅近くのイオンモール船橋から徒歩3分ほどの路地裏にサイフォンでコーヒーを淹れる珈琲専門店「竜と月」(船橋市海神2-23-32 TEL047-411-8318)が12月20日に開店し、珈琲好きの間で早くも話題に上っている。

 同店は、フレンチシェフから転身してコーヒーマイスターを取得した松尾成竜さん(33)が開店。コールセンター勤務の会社員時代から趣味としていた珈琲を「自分の生業にしたい」という思いが高じて開店に至った。

 店舗は、遊戯場の「第一プラザ船橋店」脇の細い路地から一本入った裏通り沿いに開店。落ち着いた色合いの木を使って和の雰囲気を感じさせる店構えになっている。店舗面積は、約11坪。カウンター5席、テーブル10席の計15席。

 珈琲は、サイフォンで淹れる。カップは一つ一つ異なったものを使い「マイセン」や「有田焼」などのアンティークのものを選択、来店客のイメージに合わせてカップを変える。また珈琲豆は、「シングルオリジン」という産地を限定しているものを2種類用意。フレンチシェフの経験を活かしてドライカレー(1000円)、クロックムッシュ(900円)、ローストビーフサンド(800円いずれもセットメニューでサラダ、コーヒー付き)などのフードメニューも手作りのものを提供する。

 子どもの頃から母のさよさんがカフェ&バーを経営している姿を見てきた成竜さん。「母のように格好よくカウンターに立ちたい」と夢にみてきた。しかし、「カフェで起業するのは大変、ずっと経営してきたからよくわかる」と、カフェ&バースタイルで25年以上のキャリアを持つさよさんの反対にあって一時諦めかけていた。

 しかし、接客業への夢を捨てきれず27歳で飲食業態に転職。4年間かけてバルやビストロといったイタリアンやフレンチの店で経験を積み、椿屋珈琲店でカフェ運営とバリスタとしての知識・経験を積んで、それまでの経験を活かすべく、昨年末に33歳での独立に至った。

 現在は、さよさんが手伝いながらカフェ営業をしているが1月半ばにはアルバイトスタッフの補充も決まっている。中旬以降にはディナータイム営業でアルコールの提供も開始、ワンドリンクとつまみ2~3品をセットにした「ちょい飲み」のセット(900円)や、ビール、ワインなどに加え、さよさんがこれまでに学んできたワインとテキーラをベースにしたカクテルなども提供する予定だ。

 近い将来には仲間内から仕入れて珈琲豆の販売も開始、5年以内には2店舗目を出店し、さよさんの思い通りの店をプレゼントする予定だという。

 営業時間は、9時~23時(L.O.22時半)。ランチメニューは、11時~15時。日祝と隔週月曜日が定休。

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

この記事を書いた人

山﨑健太朗

山﨑健太朗

船橋のタウン誌MyFuna、ネットニュースMyFunaねっと、船橋経済新聞を立上げ、現在は千葉県内全域のローカルニュース編集者と連携する「ちばごと」編集部を立ち上げています。主婦と高齢者をライターに育成し地域から日本を元気にする仕組み作りを目指しています。
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