2018年01月24日 配信

1/24(水)ららぽーと近くの「新船橋橋」の架け換え工事が始まる
下り線は架け換え、上り線は耐震補強

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左から仮橋、上り線(昭和45年竣工) ,下り線(昭和29年竣工)

   
     

 国道14号とららぽーとTOKYO-BAYの間に位置する海老川河口部付近に架設された「新船橋橋」(船橋市宮本2付近)の整備が始まっており、今年3月から下り線(千葉側)の架け替え工事が始まる。

 「新船橋橋」は現在、上り線(東京側)下り線(千葉側)各1車線の橋だが、橋が架けられた昭和29年当初は、下り線の1車線のみであったという。またこの橋は、現在のららぽーとTOKYO-BAYと船橋ファミリータウンの場所にあった、昭和30年開業の総合レジャー施設「船橋ヘルスセンター」が設置したもので、昭和45年に船橋市が上り線の橋を新たに設置、現在に至っている。

 東日本大震災後、市内の15m以上の橋の耐震強度を点検した結果、老朽化が激しい新船橋橋の下り線の架け替え工事を、また上り線に関しては耐震工事を行うことになった。船橋市では平成26年から10年計画の「新船橋整備事業」として工事を開始している。

「橋が拡幅されて渋滞緩和につながるのでは」という近隣住民からの期待の声もあがっていたが、車線の数はそのまま。今年の4月から下り線の撤去工事が始まり、その後上り線の耐震工事を開始する予定。

 この橋は交通量が多いことから仮の橋を設置し、工事中であるにもかかわらず、交通規制をせずに走行できるように対処しているという。「工事中はご迷惑をかけますが、安心して渡れる橋になります」と、船橋市道路建設課の佐藤智洋さん。

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 昭和29年竣工の下り線は現在は通行止めになっている    
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 国道14号にある「船橋橋」    

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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yukitotsukawa

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「船橋が好き、人と会って話すのが好き、出かけるのも好き」なので、思い切ってライターを始めて8年になりました。今も出会った方からたくさん刺激をもらっています。皆さんに喜んでもらえる情報を発信していきたいです!
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