2017年04月16日 配信

4/16(日)船橋東高校2年の平川歩夢くんが船橋市文学賞
「小説部門」の1位受賞

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 船橋市では毎年「船橋市文学賞」を開催しており、第29回(平成28年度)船橋市文学賞の表彰式が311日、船橋市役所(船橋市湊町2-10-25)で行われ、船橋東高校2年生の平川歩夢くん(16)が小説部門の1位にあたる文学賞を受賞した。

 同賞は「小説」「児童文学」「詩」「短歌」「俳句」の5部門で、毎年6月から9月まで作品を募集している。各部門の文学賞と佳作は、作品集として出版され、市内の図書館に配架されるとともに、市役所の文化課で11,000円で販売もしている。 

 平成28年度の応募総数は178作品。その中から「文学賞」4作品、「佳作」12作品が受賞した。今回の「短歌」部門の文学賞は該当者なし。

 「小説部門」の文学賞を受賞したのは船橋東高校2年の「秋野鈴人」こと平川歩夢くん(16)。高校生を主人公とした小説「鳳仙花」というタイトルで原稿用紙約35枚の作品。

 平川くんは中学時代は演劇部に所属し、中学2年までは本が好きというわけでもなく読書もあまりしなかったという。「中学3年の春に演劇の台本を書いていた友人の影響で、自分も書いてみようと思ったのがきっかけで文章を書くようになりました」と当時を振り返る。台本を書くうちに小説を書いてみたいと思い始めた。中学3年の夏、「船橋市文学賞」の存在を知り、高校受験が終わったら小説部門で挑戦したいと密かに思っていたという。

 高校では文芸部に所属。2カ月に1度発行される部誌で文章を投稿するとともに、小説に向けての準備も着々と進めていた。「自転車通学中の時間が、小説の内容を一番イメージしている時間です」と平川くん。「文学賞締め切りの9月は文化祭に体育祭、芝山商店街のイベントの手伝いなど行事に追われた中で書きあげたので、今回賞を獲るのは難しいかなと思っていました」と平川くん。
 「結果の連絡を受けとき、母は応募したことを知らなかったのでびっくりしていました」と笑顔で話す。「高校3年の間で文学賞か佳作、どちらでもいいから一度は獲りたいと思っていたので、知らせを聞いたときは信じられなくてびっくりしたし本当に嬉しかったです」と受賞当時の喜びを話した。

 ペンネームの「秋野鈴人」は、好きな作家・川端康成の随筆にちなんで考えた。川端康成がノーベル賞を受賞した際に「秋の野に鈴鳴らし行く人見えず」と記し、「野に鈴」の「野」と「鈴」で「ノーベル」とかけた言葉遊びの戯句を作ったことを知り、その言葉がとても印象的だったのでペンネームを「秋野鈴人」と決めたという。

 「まだまだ未熟で、選者の先生方にも厳しい言葉も頂いたので、もっといいものが書けるようにがんばります。将来は小説家になりたいですが、なれないとしても文章に携わる仕事がしたい」と将来の目標についても話してくれた。

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文芸活動等創作活動の参考になるよう「文学賞」受賞作品は船橋市公式HPで公開    
     
     

 

 

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