2017年09月09日 配信

9/10(日)取掛西貝塚で近隣住民向けの遺跡見学会
1万年前と6000年前の遺跡発掘現場を公開

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 船橋市中央部の飯山満~米ヶ崎にかけて広がる取掛西貝塚(船橋市飯山満町1-1382-2)で9月9日、近隣住民と地権者を対象にした遺跡見学会を実施、約1万年前にあたる縄文時代早期、6000年前にあたる縄文前期の遺跡が見つかった発掘調査現場を公開した。

 取掛西貝塚は、国指定の史跡登録を目指してこれまで5回に分けて調査を実施。平成20年の調査時点では、船橋市内で最古の貝塚が発見されている。調査が進むにつれて東京湾東岸部では最古の史跡であることが分かり、全国的にも注目を集めている遺跡だという。

 この場所では、縄文時代早期の貝塚と竪穴式住居10軒が見つかっており、1万年前の土器類と2,000点を超えるツノガイ類でつくられたビーズ状の首飾り、海水と真水のまじりあう場所に生息する「ヤマトシジミ」が主体となっている貝塚も見つかっている。

 その他、全国で最古のものと思われる動物儀礼跡も発見されており、イノシシ頭蓋骨7個、鹿の上顎骨3個分が並べられた状態で発見されている。こうした儀礼跡は全国的に見ても北海道東釧路貝塚などの5遺跡だけにしか見つかっておらず、船橋市のものは全国で最古になる見込み。

 今回行われている調査は、6月12日から開始。取掛西貝塚は遺跡全体で約7万6000平方メートル、今回はそれまで未調査だった5万平方メートルを国の補助を使って実施。平成29年~平成31年までにかけて行う調査結果を32年度に報告書にまとめ国へ提出する。

 調査の様子は広報ふなばしや、船橋市のホームページ、SNSなどで情報発信するほか、今後講演会や考古学講座も実施していくという。

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