2017年10月09日 配信

10/9(月) 読み聞かせボランティア団体「たんぽぽ文庫」が35周年記念イベント

岩手県遠野市出身の語り部を招いての「遠野のむかし語り」

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 市内の読み聞かせ団体「たんぽぽ文庫」が新高根公民館(船橋市新高根1-12-9)で読み聞かせイベント「遠野のむかし語り」を10月7日、開催した。

 主催の「たんぽぽ文庫」は小学校や児童ホームで絵本の読み聞かせ、パネルシアター、親子おはなし会、ママ向け絵本読み聞かせ講座などを開催するボランティア団体。40代から70代の男女合わせて11人が所属する。今回は同団体の設立35周年を記念し、特別ゲストとして岩手県遠野市出身の語り部・大平悦子さんを招いた。船橋市地域文庫連絡会も協力し、船橋市教育委員会も後援についた。

 会場内では過去に同団体が読み聞かせの際に使った絵や手作りの小道具などが展示され、事前に応募をした約100人が来場。定員100人のところ、50代から60代を中心とした130人もの応募があったという。

 団体代表の川津悦子さんは「今、本離れが進んでしまっている。活動開始から35年経ったので、子どもたちだけでなく、地域のみなさんへも貢献していきたい」と思いを話した。

 ゲスト語り部の大平さんは岩手県遠野市出身。後に神奈川県の公立小学校教諭になり、生活の場を川崎市に移した。在職中から川崎市立日本民家園を語りの場として、遠野ことばによる「遠野物語」の語りなど新しい語りを披露し、現在は川崎市と遠野市の二カ所で語り部として活動している。
 今回は川津さんと知り合いだったことや、「民話から得られる楽しさや学び、教えについて、もっと知ってほしい」という大平さんの思いから実現した。

 イベントでは「さらわれた娘」「姥子淵の河童」といった柳田國男著「遠野物語」を中心に、「ねずみのすもう」、嫁と姑の関係性をうたった「嫁と法事菓子」など全部で9作が披露された。語りは岩手県の遠野言葉だが、あらすじや聞き慣れない方言についての解説が事前につき、話の後には、時代背景や生活様式についても解説があった。

 会場は大平さんの語りに真剣に耳を傾け、笑いに包まれる場面も。特に嫁と姑の関係性について語られた「嫁と法事菓子」では会場が大きく沸いた。

 大平さんは「来場者の中には東北出身の方もいて」、会終了後に『故郷を思い出した』『両親が話している言葉と全く同じで懐かしくなった』など声をかけてもらいうれしかった」と話した。鎌ケ谷市から来た女性は「初めて聞いたがとっても楽しかった。感動もした」と感想を述べた。

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たんぽぽ文庫メンバーとゲストの大平さん 団体代表 川津敏子さん
   
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