3/18(土) 習志野台8丁目町会の防災訓練で非常食の無料配布
市の保管する消費期限間近の非常食を使って

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 習志野台8丁目町会が主催する防災訓練が習志野台8丁目公園(船橋市習志野台8)で3月12日に行われ、子ども連れのファミリーから年配者まで近隣住民60人ほどが参加した。

 今回で21年目の開催となる同町会の防災訓練。近年は同じ町内にあったガス関連会社の営業所「グッドライフサーラ」と共同開催し、練習を兼ねて炊き出しの無料配布が目玉となっていたが、営業所が町内に無くなったため、今年の目玉企画を変更。

 今年は、市役所が保管している非常食のローリングストックから消費期限が迫っているものを譲り受け、参加した地域住民に無料配布した。

 今回配布したのは船橋産の小松菜または人参パウダーが練り込まれた保存パン。

 ほかにも水があれば作れる保存用のごはんや餅などを実際に作ったものの試食会や商品紹介なども行った。「自宅に非常食として買った商品と同じものがあったけど、実際にまだ食べたことがなかったので参考になった」と、参加していた40代の主婦。

 そのほかは例年通り、市の防災指導による起震車での地震体験、煙中ハウスを使用した煙中体験のほか、水消火器を使っての消火活動体験、AED装置を使用した応急手当の体験も実施された。

 地震体験をした70代女性は「これは足がすくむ」「あれじゃタンスも倒れるわね」と感想を述べ、煙中ハウスから出て来る参加者は口々に「何も見えなかった…」とコメント。

 各コーナーにおいて市の危機管理課や船橋東消防署の職員からの説明があり、参加者は熱心に聞き入り、特にAED装置の説明では参加者からの質問も飛び交った。

 「私たちの地域住民は、年3回、防災訓練に参加できる機会があります。市が主体で行うもの、習志野台8丁目自治協議会が行うもの、そしてこのように町会単独で行うもの。防災訓練は何回やっていても被害が出るときは出てしまう。だからこそ、何回でもやっておく必要がある」と話すのは、同町会会長の栗山正隆さん。22年前の阪神大震災では自身の甥を亡くしたという。

 「私たち町会理事会は、地域住民の命を守る活動も担っています。防災訓練として、このほかに高齢者向けの安否確認訓練も実施しています」と栗山さん。

 安心登録カードの登録者には予め「無事です」と印字された白いフェイスタオル「『無事です』タオル」を配布。登録者は災害時には自身の安否が外から分かるように「無事ですタオル」を玄関先に掲示することにより、登録宅なのにタオルの掲示がない家は、何らかが生じていると外から判断することができるというシステム。このタオルの掲示訓練も同日に行った。

 「『無事ですタオル』についてはまだまだ浸透していないところもあるので、地道にがんばります」と栗山さんは話している。

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