2016年09月06日 配信

9/6(火)法典公民館で「地域包括ケアシステム推進会議」

船橋市が目指す「お年寄りに優しい地域社会」の普及に向けて

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 急速に進行する高齢化社会にむけて、船橋市が考える「地域包括ケアシステム」の普及を目的とした取り組み「地域包括ケアシステム推進講演会」の第1回が9月4日、法典公民館で開催された。

 この取り組みは、平成28年度中に4回の開催を予定。東西南北中央のコミュニティでそれぞれ開催を目指している。次回の日程は今回の内容を踏まえ、決定される。

 今回のテーマは、第1部で「船橋市の目指す地域包括ケアシステムについて」。講師を船橋市健康政策課の地域包括ケアシステム推進室室長の斎藤伸也さんが務めた。

 1部のテーマは各回共通で実施予定。第2部では、各回別のテーマを設定。今回は、「地域で認知症の人と家族を支える」をテーマにパネルディスカッションを行った。

 パネリストは、土居内科医院副院長で船橋市医師会理事の土居良康さん、デイサービスすももの樹などを運営するコンフォートケア代表の形山昌樹さん、船橋市法典地域包括支援センター所長の藤井宏成さんの3人。

 第1部では、船橋市が作成したパンフレット「みんなでつくろう地域包括ケアシステム」を使用して船橋市の現状と、市が抱える問題、地域包括ケアシステムを取り巻く環境やそこに関わる職種などを紹介。

 船橋市が健康寿命を保つために推進している「シルバーバーリハビリ体操」や介護予防に対する取り組みを行っている高齢者団体への「アクティブシニア介護予防助成金」についても紹介した。

 第2部ではまず、土居さんが医師会の医師として所属している複数の専門職からなる「認知症初期集中支援チーム」を説明。同チームは、保健師、看護 師、作業療法士、社会福祉士、介護福祉士、専門医などが認知症を疑われる人やその家族を訪問して早期の集中対応で自立生活のサポートを行っている。

 また、このチームの抱える問題について「医療機関嫌いな人が対象者に多く、協力関係を得られにくい」「専門職チームだけでは作業負担が大きい。情報の収拾について再考が必要かもしれない」についても言及した。

 その後、形山さんが金杉台団地内で運営する認知症カフェ(オレンジカフェとも呼ぶ)「すももcafe」の事例を紹介した。認知症カフェは、認知症 の人やその家族、認知症が疑われる人の家族などが気軽に専門知識を持った人に相談できる窓口として船橋市が力を入れている制度。

 船橋市内でも認知症のケアや、予防、早期対応などに一定の効果が発揮されるとして期待されている。すももcafeでは認知症の利用者らが助け合っ て注文受付などウエイトレスの職務をこなす。地域の子どもたちも訪れる間口の広いカフェとして全国的に注目を集めている好事例だ。

 最後に、藤井さんが認知症高齢者の徘徊模擬訓練実施についての事例を紹介。市外での成功事例などを踏まえ、地域への呼びかけや、認知症サポーター養成講座の実施、声掛け訓練などの事例を紹介した。

 パネルディスカッションのあとの質疑応答では、土居さんに「認知症患者が早期に医療機関にかかるメリットは?」との質問が投げかけられ「初期段階 であれば少しの支えで今まで通りの生活を実現できる可能性が高い。進行する症状に対して本人や家族の不安を少しでも取り除く事が出来る」などと回答。

 この日参加した市民は「地域包括ケアシステムという難しい名前でしたが、自分でも地域の役に立てるという事が分かった」と感想を話した。

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