2017年03月15日 配信

3/15(水)東日本復興支援イベント「花いっぱいIN習志野台」に約11千人来場

東北の産直品も多数販売

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 北習志野駅近くの北習志野近隣公園(船橋市習志野台3-4-1)で312日、東日本大震災復興イベント「第6回花いっぱいIN習志野台」が開催された。

 同イベントの主催は「ともにがんばろう東日本実行委員会」。メンバーは地元PTAや小中学生の父兄からなる「おやじの会」や自治会役員などが中心となっている。

 設立のきっかけは実行委員長の森紳浩さんが震災直後、都内のイベントで福島県白河市の生産者が風評被害に苦しんでいることを知り、協力したいと思ったことだという。すぐに復興支援のイベント開催を約束し、その後、習志野台8丁目公園で福島県産の野菜即売や福島へのバスツアー、夏まつりを通して復興に協力している。

 震災から1年後の3月には、第1回目となる東日本復興支援イベント「花いっぱいIN習志野台」を開催。その後も震災を風化させないために、毎年継続して開催している。6回目となる今回は晴天にもめぐまれ、来場者数は昨年よりも多い約1万1000人となった。

 出店ブースは「地元横丁広場」「東日本関連広場」「憩いの広場」と3つのエリアに分け、出店数は38店舗。「憩いの広場」と名付けた飲食スペースは今回新たに設けられ、大勢の来場者でにぎわっていた。

 「東日本関連広場」では、岩手県久慈市の郷土食「まめぶ汁」が久慈まめぶ部屋によってふるまわれ、用意されていた400食は昼過ぎにはなくなるほどの人気だった。

 久慈まめぶ部屋の谷地彰さんは「ようやく復興してオープンできたという店舗もありましたが、昨年の台風で被害がまた出てしまいました。でも、こういったイベントに参加させてもらって久慈のことをまめぶ汁という食を通してたくさんの人に知ってもらえれば嬉しい」と話した。

 福島県白河市から地酒を出店した生産者は「明日は我が身という思いで日々暮らしている。まだ復興途中の段階だけど、地域とのつがなりを本当に大切に感じている」と話した。

 JA東西白河による米や、イチゴ等の販売。宮城県石巻市で漁業を営む「大漁プロジェクト」による生牡蠣やワカメの販売。「気仙沼ホルモン同好会」によるむき牡蠣やホタテの販売の他、船橋東警察署による移動交番や習志野自衛隊による展示、消防署のはしご車の搭乗体験の他、会場スペースの端には震災後の写真パネル展示も。近隣住民の協力によって集まった寄贈品のバザーや花の苗販売も盛況だった。

 ほぼ毎年来ていると話す森川さん一家は「牡蠣の試食がおいしかったので買いました。こういうイベントに参加して少しでも協力できればうれしい」と笑顔で話した。

 会場内のステージでは習志野台第一小学校吹奏楽部や習志野台第二小学校器楽クラブ、坪井中学校吹奏楽部、習志野台中学校吹奏楽部、千葉日本大学第一中学校・高等学校吹奏楽部による演奏の他、船橋東警察署の防犯指導や船橋市消防団のAED実演など16団体によるステージ出演があった。

 「復興に想いをはせる時間」コーナーのゲストは、森さんが3年かけてお願いして実現したという現サッカー日本代表・遠征帯同シェフの西芳照さん。西さんは南相馬市出身で現在は双葉郡広野町在住。福島第1原発の事故が起きた際に対応拠点となっていたJヴィレッジで、作業をしている人のための食事提供をしていた体験談などを話し、来場者は熱心に耳を傾けた。西さんは現在もサッカー日本代表帯同シェフとして活躍する一方、広野町でレストランを営み、東北のために尽力する。今回販売した「サッカー日本代表カレー」はあっという間に完売した。

 また、昨年に続きお笑い芸人の「チョコレートプラネット」と「マテンロウ」によるコント・トークショーも開催され、さらに会場を盛り上げた。

 「あちこちに声をかけて始まったイベントが、こんなに大規模になってたくさんの人に来てもらえるようになってうれしい。復興には地域のつながりが大事。510年でなくこのつながりをずっと続けていきたい」と森さん。

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久慈まめぶ部屋のメンバー   大漁プロジェクトのメンバー  
       
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ゲストの西芳照さん      
       
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