2016年12月14日 配信

12/14(水) 全日本マスターズ競歩で77歳の競歩選手・米澤清彦さんが9連覇

「アジアの鉄人」が公開練習で報告

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 船橋市総合運動公園(船橋市夏見台6-4-1)陸上競技場で12月13日、全日本マスターズ陸上競技選手権大会の競歩3000メートル競歩のM75クラスで9連覇を達成した米澤清彦さん(77)の9連覇の報告を兼ねた公開練習が行われた。

 米澤さんは、60歳から競歩の道を歩み始めた。3年半かけて陸上向けの身体を作りあげ、65歳で大会に初出場。69歳で初優勝以降、さまざまな大会で優勝し大会新記録を更新。無敗の記録を続けており、「アジアの鉄人」との異名ももつ。

 米澤さんは、今年も全国各地の21競技大会に出場し、全大会で優勝を勝ち取った。9連覇を達成した同大会は、「激しく厳しい戦いだった」と振り返る。
 「大会初日から雨でグラウンドに水が溜まるぐらいコンディションが悪く、フォームが崩れ、失格になる選手が続出でした。失格者が出るたびにプレッシャーで、最後の一周になるまで駆け引きしながら必死に歩いた」と話す。また「競歩はスピードも大事ですが、正しい姿勢でないと失格になる。綺麗なフォームを保ち自分を貫いた」と勝因を話した。

 この日の公開練習では、コーチに教わったトレーニングに加え、リハビリ体操指導者の資格をもつ米澤さんの視展で考えたというオリジナルメニューを披露。歩くバランス強化、腰や肩、肩甲骨の柔軟など体のさまざまなウォーミングアップの後、大会と同じ競歩の走りも披露した。
 「年齢と共に持久力とスピードは落ちてくる。それをカバーするため、フォームや足の動きをスムーズにすることや、脳、メンタルなどの技術力を強化している」と米澤さん。

 来年78歳を迎える米澤さんは、「全日本マスターズ陸上競技選手権大会」の10連覇、「全日本マスターズ競歩大会」の8連覇を目指す。
また、新たな試みとして韓国の大邱(テグ)で行われる「世界マスターズ陸上選手権」への初挑戦で8位以内の入賞を目指しトレーニングに励んでいる。
 「本当は80歳で世界大会へのメダルを目標にしていましたが、前段階ということで来年に。現地の気温も分からないし、ヨーロッパの選手は強豪ぞろい。来年度に向け気を引き締めて練習に励んでいます」と意気込みを話した。

 船橋市広報課の森さんは、「9連覇した米澤さんのパフォーマンスやトレーニングは圧巻の一言。来年もぜひ頑張っていただきたい」と笑顔で話した。

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