2017年10月08日 配信

10/8(日)元坪井中学教師の高橋さんが全国1015カ所の温泉成分を調査して書籍に

愛猫「ミーちゃん」と3年かけて

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 坪井中学校(船橋市坪井東1-24-1)の元理科教師で八千代市在住の高橋三喜男さん(69)が全国1015カ所の温泉を巡り、紀行文と成分表データをまとめた書籍「猫のミーちゃーんと行く 温泉物語」を6月23日、自費で出版した。

 高橋さんが温泉に興味を持つようになったのは、40代の時。骨に菌が入りこむ大病を患い、骨を削る手術を3回、3年間入院し、計5年間の休職を余儀なくされたことがきっかけだった。

 痛みをなんとか和らげたいと、伊豆の温泉に妻の陽子さんと出かけたところ、体が楽になったことで、温泉に興味を持つようになったという。復職後は、週末に各地の温泉に行き、温泉成分とその働きについて調べるようになったそうだ。

 退職後は陽子さんと二人で温泉を巡って「いつか温泉の成分や効能をまとめた本が出せたらいいね」と話していたという高橋さん。しかしながら陽子さんは持病が悪化し、2011年に帰らぬ人となった。

 その後、陽子さんの思いも受け継ぎながら、愛猫のミーちゃんと一緒に沖縄県以外の46都道府県の温泉を3年かけて車で巡った。走行距離は13万キロ。3年間で宿に泊まったのは4日のみ。それ以外はすべて車内泊だったという。

 「夜中に職務質問を受けたり、寒い時期や暑い時期は本当に大変でした。ミーちゃんが途中でいなくなることもありました」と、振り返る。

 また、食塩泉や硫黄泉、放射能泉などはのぼせやすいため、温泉成分を見ながら周るコースを決めるのも苦労したという。

 「大変なことも多かったけど、道の駅や行く先々の温泉で声をかけてくれたり応援してくれたり、人との出会いが何より楽しかった」と高橋さんは話す。

 本には350カ所の紀行文と写真が掲載。その他の温泉を含めた計1030カ所の温泉成分表はCDに収録し、本に添付されている。なお、執筆活動の間に温泉ソムリエの資格も取得した。

 「泡の炭酸水素泉やラムネの味がする炭酸泉、硫黄泉などいろいろな温泉があります。また成分の一覧表を見て比べると、それぞれの温泉の特徴が分かって面白いですよ」と高橋さん。「古くても良質な温泉もたくさんあるので、自分にあった温泉を見つけたり、旅のきっかけになれば」とも。

 同書の仕様はB5判・36ページ、定価2300円(税別)。悠光堂(東京都中央区築地6-4-5-1103、TEL03-6264-0523)が出版。 今後は船橋市内の書店でも販売していく予定。

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温泉ソムリエの資格も取得  
   
   
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