2017年10月17日 配信

10/17(火)「デンマークのKIMONO」船橋市民有志で完成
アンデルセン公園などでお披露目

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 豊洲のデンマークフェス  

 船橋市民が中心となって制作したデンマークをテーマにした振袖「デンマークのKIMONO」が完成し、10月9日から10日の2日間「ふなばしアンデルセン公園」(船橋市金堀町525)で行われた「北欧フェア」の展示で、来訪中のデンマーク皇太子妃殿下らに披露した。

  同企画は、昨年10月から始まった「船橋市民2000人でデンマークのKIMONOをつくろう」というもの。「イマジン・キモノ千葉」が中心になりスタートした。

 今年の9月19日に「デンマークのKIMONO」が完成し、デンマーク大使館に報告に訪れた。10月8日には豊洲公園(東京都江東区豊洲2-3-6)で開催された「デンマークフェス」で披露。 15日には船橋グランドホテル(船橋市本町7-11-1)でも披露された。 

 「イマジン・キモノ千葉」は着付け講師仲間の3人、八子由理子さん(船橋市)、室井真弓さん(船橋市)と大竹智子さん(千葉市)が2014年に久留米市の高倉慶応さんらによって設立された「一般社団法人イマジン・ワンワールド」の「キモノ・プロジェクト」に共感して発足。

 「キモノ・プロジェクト」とは2020年に向けて、1枚につき1つの国を表現した振袖を日本の伝統技術を結集して制作し、それを展示、発表、着装することで「世界はひとつ」であることを発信し、世界の平和に貢献しようというもので、世界196ケ国の着物の製作を目指している。

 有志団体や学校などがチームを組み、テーマの国についてその国の人達と交流しながら学び、染物、織物などの専門家等と着物と帯を制作する。東京都では中央区立泰明小学校(中央区銀座5-1-13)がインドの振袖を制作した。同プロジェクトでは製作費は1セット200万円と予算が決まっており、費用は個人一口1,000円、法人一口10,000円の募金でまかなっている。

 「イマジン・キモノ千葉」では、船橋とデンマークのオーデンセが姉妹都市であることから、「チーム船橋」としてデンマークの着物を制作することに。昨年11月には「デンマークを知ることから始めよう」と「ふなばしアンデルセン公園」で船橋市民有志とデンマーク人が交流会を開いた。イベントやSNSなどでPR活動を行い、賛同者は徐々に増えている。

 着物のデザインは船橋市民有志とデンマーク人が一緒に考えた案をイラストレーター・デザイナーの小倉正巳さん(船橋市在住)がまとめ、染色は東京手書き友禅「森川工房」(東京都練馬区大泉町2-37-21)の森川明洋さんが手掛けた。

 裾は葛飾北斎の「富嶽三十六景・神奈川沖浪裏」とデンマークのクロンボー城、バイキング船、人魚を融合させている。肩から袖にはデンマークの国鳥である白鳥、国花のマーガレット、日本とデンマーク国民に馴染みの雀の柄などが描かれている。

 帯は西陣織の「紫紘」(京都市上京区東千本町411)の野中淳史さんによるもの。「チーム船橋」のアイデアをもとにデンマークに由来するデザインがちりばめられている。大きなハートは世界的に有名なおもちゃのブロックのハートである。

 「イマジン・キモノ千葉」の大竹さんは「デンマークのKIMONOが完成し感無量です。多くの方に携わっていただき、笑顔と感謝に溢れるKIMONOとして完成したことが、何より誇らしいです。デンマークのスヴェイネ大使からは『このKIMONOが両国の友好の懸け橋になることを嬉しく思います』とお言葉をいただきました」と話す。

 また「船橋市内でデンマークの方たちと交流しながらデザインを考えたのですが、活動当初デンマークの方がなかなか見つからず苦労しました。KIMONOの製作費は市民の皆さんからの寄付を募っていますが、目標にはまだ達せず、まだまだ募集中です」とも。

 11月23日には日本橋三井ホール( 東京都中央区日本橋室町2-2-1)で「IMAGINE ONE WORLD KIMONO PARTY」でデンマークのKIMONOをはじめ完成した国の着物が披露される。

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左:八子さん、右:大竹さん   豊洲のデンマークフェス
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   皇太子妃と森川さん
   
   
   
   
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