2016年09月01日 配信

米ぬかを独自の技術で米油にシェアトップクラスの油脂製造会社

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米油をつくり続けて約 70 年 米ぬかを生かした製品づくりも

玄米を精米した時に出る米ぬかを活用し「油脂」「石鹸・化粧品」「脱脂糠」の製品開発および生産、販売を行う同社。国内の同業5社ある中で、同社は製造・販売共にトップクラスのシェアを占め、大手菓子メーカーや食品メーカーでも使用されている。
創立は昭和22年、「房総油脂工業株式会社」として海神3丁目で設立。「創業者の『米ぬかを食べられる油にしたい』という思いがきっかけです」と話す片岡治男社長。同社の代表製品である米油を開発・製造し、昭和31年には「ボーソーこめあぶら」の商標で、各デパート、有名食料品店などで販売を開始。昭和35年には現社名に変更し、昭和38年に現在の日の出2丁目へ移転、「こめサラダ油」ほか、石鹸や化粧品などを開発してきた。
全国各地にあるグループ会社・協力工場では、各地で発生する米ぬかを早期に集荷し、すぐに米原油を抽出する。その後、船橋工場で食用米油まで精製する。米ぬかの早期集荷・即時抽出の体制も同社の強みだという。入社以降の約40年の歳月を、米ぬかなどの油脂原料と原油の調達に費やしたという片岡社長は、「今でこそ全国各地にルートがありますが、なかなか集まらず苦労したんですよ」と笑う。
米ぬか由来の栄養成分を残したまま商品になるため、「口当たりが軽く胃もたれしにくい。酸化に強いのでお弁当用の揚げ物にもおすすめです」と営業本部の高橋美奈子さん。
近年は、船橋大神宮の朝市などで積極的にPR。昨年には、船橋の優れた産品「ふなばしセレクション」に認証された。現在、市内の東武百貨店、西武百貨店、船橋市役所内のデイリーヤマザキ、観光案内所併設のセブンイレブン船橋駅南口店などで販売している。

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ボーソー油脂株式会社

代表 片岡 治男
従業員 104人
住所 船橋市日の出2-17-1
電話番号 0047-433-5551
検索 ボーソー油脂

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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