2016年07月20日 配信
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小学一年生から73歳まで 幅広い年代が活躍する剣道道場

峰台小学校体育館を主な活動場所に小学1年生から73歳まで幅広い年代が一緒に稽古をする船武剣友会。その発足は、船橋市武道センター完成直後の昭和63年。武道センターを稽古場に、名誉会長の故栗田一郎さんと現代表の加藤隆一さんの指導者2人に、会員3人で発足した。「生涯を通じて剣道をすることができる土台作り」を掲げ、楽しみながら正しい剣道を身に付けられるよう、毎週2回、木曜日(19時~21時)と土曜日(18時~20時半)に稽古に励んでいる。
市剣道連盟に加盟する35団体の中でも中核の位置を占めている同会。高段者の指導者が多く、代表の加藤七段を筆頭に七段4人、六段2人、五段4人という充実体制で、初心者から熟練者までが気兼ねなく一緒に汗を流せる環境を用意する。
全国規模の大会にも積極的に参加、日本武道館で行われる「全日本少年武道錬成大会」や「JR東日本ジュニア剣道大会」にもエントリー。悔しさや喜びといった貴重な経験を稽古への情熱に変え、剣道の上達に力を注いでいる。

親子の会話に共通の話題 同じルールで競い合える剣道

最近では、子どもと一緒に入会する人も増えている。竹添太さん(52)は、長女が中学校の剣道部に入部したのをきっかけに入会した。剣道は、どこの道場に入会していても、全日本剣道連盟の審査規則に従って船橋市剣道連盟が昇段審査を開催する。
竹添さんは、「娘と同じタイミングで剣道を始めてから共通の話題が増えた」と顔をほころばせる。「年齢が違っても大人でも子どもでも、同じ土俵、同じルールで競い合えるのが剣道の良いところ」と、同会指導者の染谷五段。「子どもと一緒に始めて、自分の方が剣道に夢中になってしまうお父さんもいます。当会の稽古日以外にも市内の他道場で出稽古することも可能です。身近なところに剣友会(剣道の道場の呼び名)があるのでお問い合わせください」とも。

船武剣友会(ふなぶけんゆうかい)

電話 090-9680-8461(染谷)
代表者 加藤隆一(教士 七段)
会員数 40人
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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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