2016年02月01日 配信

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各ジュニア大会で表彰兄弟同士で切磋琢磨しあう

八木が谷中学校3年の大野雅也くん(15)は、4月に神奈川県藤沢市で行われた「第23回JOCジュニアオリンピックカップ武術太極拳大会」において、「ジュニア規定競技長拳B部門」の「素手」で第1位の金、「刀」と「棍」でも第2位の銀を獲得、東日本強化選手にも選ばれた。弟の莉玖くん(14)は、9月に埼玉県和光市で行われた「第13回南関東ジュニア武術太極拳大会」で「ジュニア規定競技長拳B部門」の「素手」、「刀」、「棍こん」の全てにおいて第1位の金を受賞、兄弟そろって武術太極拳の有力選手だ。
「武術太極拳」とは通称「カンフー」として知られており、中国武術をもとにしたスポーツ。素手や刀、棍の武器を使って演武し、採点され順位が決まる。
大野兄弟が武術太極拳を始めたのは、兄の雅也くんが小学校1年、弟の莉玖んが6歳の時。病弱だった雅也くんの体力づくりのために両親が何かを始めさせたいと思い、習志野市にある武術太極拳道場「リトルカンフードラゴンズ」に入門した。「ジャッキー・チェンやジェット・リーなどの影響でカンフーが好きだったので、武術太極拳の道場に決めました」と母親。「最初は柔軟で泣き出すほどでしたが、やめたいと言ったことは一度もありません」と当時を振り返る。
「兄は僕にとってライバルでもあり目標です」と莉玖くん。兄の雅也くんは「それほど意識はしていませんが、兄弟で賞をとれて嬉しいです」と笑顔で話した。
雅也くんは「10月の国際大会に出てメダルをとりたい」、莉玖くんは「4月のJOCジュニアオリンピックカップで3冠をとりたい」と今後の目標を語った。く

プロフィール

兄・大野雅也さん

2000年生まれ 八木が谷中学3年「第13回南関東ジュニア武術太極拳大会」(JOCジュニアオリンピックカップ予選)のジュニア規定競技A部門 国際第三套路」徒手(素手)銀、短器械(刀)銀、長器械(棍)銅

弟・莉玖さん

2001年生まれ 八木が谷中学2年「第13回南関東ジュニア武術太極拳大会」の「ジュニア規定競技B部門」で徒手(素手)金、短器械(刀)金、長器械(棍)金

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大野雅也くん(兄)
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莉玖くん(弟)

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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