2016年02月01日 配信

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ジュニアオリンピックで全国優勝日々の練習を重ねて勝ち得た

旭中学校の陸上部、風間歩佳さんが中学生の学年別全国大会と言われるジュニアオリンピックB女子1500メートルで全国優勝を果たした。タイムは4分30秒19。男子と一緒に練習をする歩佳さん、同世代の運動部男子でもなかなか出せない好タイムだ。風間さんは、現在中学2年生。卒業までに「全中で1500メートル、ジュニアオリンピックでは3000メートルに出場し全国優勝したい」と、当面の目標を話してくれた。
風間さんは、小学校時代バレエとピアノ、英語を習っていたが、本格的に陸上競技を習ったことはなかったという。しかし、2年生~6年生までマラソン大会では常に2位をキープ。「走るのは小さい頃から好きでした」と、中学校に入学すると陸上部に入部した。入学すぐの部内選考会では3番手のタイム。惜しくも春季大会の対抗戦には出ることができなかったがオープン戦大会にエントリー、出場した。大会が終わってみると対抗戦の代表選手も含め、全体で6番目のタイムを記録した。
彼女が表舞台に登場したのは、7月の市総体。1年800メートルの部で優勝し注目を集めた。10月にはジュニアオリンピックにも出場。惜しくも予選通過はできなかったが、続く関東大会、全国大会を経て着々と力をつけ今回、ジュニアオリンピック全国優勝を果たした。「仲間と一緒に声を掛け合いながら練習すること、練習を重ねるとちゃんと結果につながるのが楽しい」と笑顔をみせる。 着実に力をつけてきた歩佳さん、その裏には両親の熱心な応援もあった。部活のない日には6キロ程度、部活のあとにも軽く走るという自主練習には、母陽子さんが必ず自転車で伴走する。茨城で行われた関東大会、北海道で行われた全国大会にも両親がそろって駆け付けた。「ここまで来られたのは自分の力だけではない。両親や先生、部のみんなのおかげ」と歩佳さんは感謝の気持ちを忘れない。

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