2015年12月01日 配信

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夏の総体「跳馬」で3位 オリンピックを目指す中学生

今年の夏の全国中学校総合体育大会体操競技において「跳馬」3位、個人総合で6位入賞した渡辺向祥くん。2015全日本ジュニア体操競技選手権大会においても「ゆか」「跳馬」で1位、10月の千葉県中学新人体育大会では「個人総合、種目別3種目」で1位と輝かしい結果を残している。
向祥くんは船橋ジュニア体操クラブに通う船橋中学校の2年生。体操を始めたのは小学校1年生の時。2歳年上の姉が体操クラブに通っていたことから、その影響で習い始めた。最初は週2回通い、鬼ごっこなど遊びを取り入れた練習で、「体操を習うというより体を動かせて楽しい」という思いで通った。小学2年生の夏に初めて大会に出場し、その頃からいろいろな技にチャレンジしたいという思いが強くなっていったという。
現在は週6回体操教室に通い、週末は6時間みっちり練習。指導者の田沼寛文さんは「脚力がありひねりの感覚がとても良く、高い意識をもって練習ができる」と評価している。
「今まで体操を辞めたいと思ったことは一度もありません」と向祥くん。ケガが続いた6年生の時は、「練習が満足にできず苦しかった」と当時を振り返る。
種目では「ゆか」が得意で一番好きだという向祥くん。確実に技を決められるよう日々練習に励んでいる。
尊敬する選手は内村航平選手と野々村笙吾選手。間近で二人の演技を見たときは「空気がまるで違って、ものすごく刺激を受けました」と話す。「技を一つ一つきれいに調整して、東京オリンピックに出られるようにこれからも頑張ります」と笑顔で今後の抱負を語った。

プロフィール

2001年 6月生まれ
●2015年 8月
・全国中学校総合体育大会体操競技 「跳馬」3位 「個人総合」 6位
・ 全日本ジュニア体操競技選手権大会 「ゆか」「跳馬」1位
●2015年 10月
・千葉県中学校新人体育大会  「個人総合、種目別3種目」1位

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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