2015年08月01日 配信

船橋市民の歯の健康を支える303 人(6 月2 日現在)の歯科医師が 加盟している船橋歯科医師会とはどのような組織なのだろうか?
歯の健康を守る活動を行ってきた歯科医師会の会長を務める齋藤俊夫さん。 歯科医師会の今までとこれからの活動について話をうかがった。

201508_saitou.jpg

橋歯科医師会とはどのような組織ですか?

船橋歯科医師会は昭和22年に会員数20人で千葉県歯科医師会東葛支部より発足した会です。会員は船橋市と鎌ケ谷市に診療所を有する303人(6月2日時点)の歯科医師で構成されています。
歯科医師会では市民が障がい者や高齢になっても生涯自分の口を使い、豊かで価値ある人生を送ることを目標とし、歯科医学・医術の進歩発達、公衆衛生及び、予防医学の普及向上、そして、地域社会の福祉を推進することを目的として活動を行っています。

船橋歯科医師会が現在行っている活動は?

公衆衛生向上のための各種指導事業、健康診査・予防事業、医療連携構築活動の船橋市地域リハ研究会(船橋地域のリハビリテーションを勉強する会)、船橋市認知症ネットワーク研究会、船橋在宅医療ひまわりネットワーク等へ参加しています。また、警察と連携した災害時や事故などによる身元確認、休日急患歯科診療所やさざんか歯科診療所の運営も行っています。
さざんか歯科診療所では身体障がい者(児)や在宅要介護高齢者など、一般の歯科診療所で治療することが困難な歯科治療を実施しています。より安全に治療が行えるよう、会員歯科医師の他に、近隣の大学と連携し、歯科麻酔管理指導医や小児歯科管理指導医と一緒に治療を行っています。< br />  また、診療所へ来ることが難しい患者さんへの訪問診療や、児童発達支援事業所のマザーズホームに通う就学前の障がいをもつ児童とその家族へ機能訓練指導等も年4回行っています。

今後どのような方針、展望をもって活動していきますか?

現在、北本町に建設中で10月オープン予定の(仮称)保健福祉センターに、かざぐるま休日急患・特殊歯科診療所を開設する予定です。そこでは今までの休日急患歯科診療所の機能と、特殊歯科診療所の一部の機能を合わせた診療を行います。
訪問診療を中心とし、在宅での歯科診療、嚥下機能の評価、また栄養士による栄養指導や食事形態の指導も行います。市内の歯科診療所だけでなく、近隣の医療機関や介護施設、ケアマネジャーなどの多職種と連携しながら、地域全体の公衆衛生の向上を目指します。

齋藤会長のゆかりの船橋は?

母校の小栗原小学校ですね。当時、学校の周りは田んぼが多いのどかな場所で、仲間と蛙をつかまえたり、野球をして遊びました。年齢を重ねてから、最近クラス会を定期的に開催し、楽しく当時の仲間と思い出話をしています。

201508_saitou_pf.jpg 齋藤俊夫(さいとうとしお) 氏

・昭和29年2月25日生まれ
・昭和53年3月 日本歯科大学卒業
・昭和58年3月 斉藤歯科医院(本中山)勤務
・昭和59年2月 斉藤歯科医院(西船)開設
・平成元年4月 船橋歯科医師会理事
・平成21年4月 同会副会長
・平成25年6月 公益社団法人船橋歯科医師会 会長(現職)

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

スポンサードリンク

MyFunaの最新情報はこちらから
関連キーワード