2015年06月01日 配信

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「ふなっしーポイントカード」で震災孤児・遺児を支援

船橋市内を中心に全国に流通しているふなっしーポイントカードだが、運用開始から2年を経て初めての失効ポイントが発生。
関係者らが、支援先の「みちのく未来基金」事務所を4月2日に訪れ、総額81万9221円分の目録贈呈を行った。
「ふなっしー関係での支援金総額は2013年6月から開始して現在までで1500万円を超えている(2015年4月時点)」ことが、同基金執行理事の竹中俊之さんの話で明らかになった。

ふなっしーグッズやキャンペーンによる寄付

「ふなっしーさんのおかげで多くの方から寄付を頂いています」と竹中さん。
同基金は、東日本大震災で両親もしくは親を亡くした学生に対して支援を行っている団体で、4年間で424人の子どもたちに対して学費を支給してきた。
発起人となったのはロート製薬、カルビー、カゴメ食品の3社。これにエバラ食品工業からの出向スタッフが加わり運営に携わっている。
必要経費はすべて4社からのもち出しで、寄付は全額子どもたちの進学支援に充てられている。
支援を必要とする子どもたちは厚生労働省によると1723人いるとされているが、徐々に震災が風化していき、寄付金の集まりが悪くなることが予想されている。

船橋からイベントや失効ポイントで寄付

今回船橋の経営者らが同基金を訪れて手渡したのは、「ふなっしーポイントカード」の失効ポイント分や「船橋の梨の販促キャンペーン」からの寄付。
食を通して船橋を元気にしようと活動している船橋の飲食店の集まり「船橋F.B.C.」はふなっしー公認の梨ドリンクを1杯提供ごとに寄付を、船橋市内でふなっしーの梨箱や梨袋を使っている梨農家は1箱(袋)ごとに寄付をしている。
ふなっしーポイントカードは、市内の加盟店ならびに「サイモンズポイントモール」上に登録のある通販会社各社での買い物に使用可能。
同モールにログイン後、登録の通販サイトで買い物することで通販会社のポイントと、ふなっしーポイント(=サイモンズポイント)の両方が貯まる仕組みだ。
このふなっしーポイントを失効すると同基金への寄付に充てられるのだ。

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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