2011年3月11日。さまざまな被害をもたらした東日本大震災から今年で4年を迎えようとする。編集部が取材してきた中で、今もなお、被災地への復興支援を行っている団体を紹介したい。
【まるごみ船橋】 ゴミひろいの輪が被災地ネットワークに |
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全国各地で月1回の定例ゴミ拾いと環境イベントを実施する「まるごみ」。
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【ニコふな】 西船エリアを元気づけ、集まった義援金を東北へ |
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東日本大震災時、帰宅困難者を受け入れた「のぶ美容室(船橋市西船2-12-6)」の田島愛さんが中心となり「ニコふな祭」を年2回、勝間田公園で開催している。実行委員会メンバーは約20人。少しでも子どもたちに笑顔を取り戻してほしいという願いから、震災の年の6月に第1回目の同祭りを開催。寄付金の一部を日本赤十字社へ寄付した。現在も祭りを6月と11月に開催し、被災地の各県へ寄付金を届ける活動を続けている。
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【まきまき音楽教育支援基金】 お世話になった会津若松に音楽で恩返しを |
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清水さんは御滝中学校時代、修学旅行先の会津若松市での職場体験で受けた教えが、今の人生の指針となっている。震災をうけ、「今こそ会津若松に恩返しを」との思いから音楽仲間などと同基金を設立。
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【株式会社リアス/海藻専門店玉藻】 | ||||||||
八木が谷で海藻を扱う、「リアス」の代表・坂詰さんは、現在、キャンピングカーで寝泊まりしながら、全国各地を巡り、三陸わかめの販売を続けている。
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【味菜畑】 農産物直売所で三陸沖の海産物を販売 |
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豊富町の農産物直売所「味菜畑」では、冬期限定だが、カキやカニなど、三陸沖で採れた海産物を販売。産直供給することにより支援活動を行っている。畑の代表である飯島幸三郎さんの知人が岩手県・陸前高田出身であったことから、畑仲間とスイカを育て、震災のあった年の夏には収穫したスイカや野菜を陸前高田へ届けていた。その後、現地の漁師さんたちとの交流をきっかけに、2014年2月から海産物の販売を開始。毎年秋には、畑仲間とともに現地を訪れるツアーも継続している。
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【市立船橋高校JRC同好会(Junior Red Cross:青少年赤十字)】 佐伯先生の活動に感化された生徒たちが自主的に参加 |
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JRC同好会は、2012年から宮城県気仙沼市大島で、仮設住宅と周辺地域で被災者の自家用車の洗車やワックスがけなどを行っている。阪神大震災、新潟中越沖地震でも復興支援活動を行い、東日本大震災では震災の年に5回、4年間で16回被災地に出向く顧問の佐伯先生や、卒業生。その復興支援活動をみて「自分たちも役に立ちたい」と部員の有志たちが参加した。また吹奏楽部出身などの卒業生たちからも参加表明があり、支援活動の輪が広がっている。
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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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