2014年11月01日 配信

船橋市内の特別養護老人ホーム、軽費・ケアハウス、養護老人ホーム
などが加盟する船橋市老人福祉施設協議会とは

船橋市内の特別養護老人ホーム、軽費・ケアハウス、養護老人ホームなどが加盟する協議会。
実際にどのような活動を行っているのだろうか?

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船橋市老人福祉施設協議会とはどのような組織ですか?

船橋市老人福祉施設協議会とは、船橋市内にある社会福祉法人が連携し、行政と協力しながら、船橋市内の高齢者をサポートしていこうと活動している団体です。
平成2年に、5つの社会福祉法人が気軽に相談できる場を設けることで、よりよいサービスを提供しようと考えたのがきっかけで発足しました。
現在の会員は市内にある社会福祉法人等31施設で、各施設長が中心となって活動をしています。

協議会が行っている活動は?

緊急ショートステイの受入れを市内の各施設が当番制で行っています。例えば警察などが高齢者の徘徊を発見した場合、身元が確認できるまでの間や、虐待を受けている高齢者を一時的に施設で保護したりなど、市内の地域包括支援センターや警察などと連携しながら、その人の生活を支える活動を行っています。
また、介護・福祉に関わる人材確保の為の活動も行っています。昨年は市内の介護・福祉の団体と協力して、中学校に赴き体育館で体験、講話し等を実施しました。その様子を各小中学校で職場体験の事前授業に活用できるようDVDにもしました。他に、高齢社会と介護について考える内容や、介護の仕事の魅力や内容を伝えるDVDを作成し、市内の小中高等学校に配布しました。これらは次世代を担う児童、生徒に興味を持ってもらうことで、将来の人材確保につながると思っています。
今年初めての取組みとしては、行政と連携して「単身高齢者の生活を支える~施設生活者の尊厳と権利擁護を考える~」というテーマで研修会を開催しました。協議会と行政がより一層連携を深め、今後増えていく高齢者世帯の生活を支えていきたいと思います。
今年は10月24・25日にイオンモール船橋で開催される「ふなばし福祉まつり」のイベントに出展します。また、11月11日の「介護の日」に合わせて、船橋市役所で11月13・14 日の2日間「介護・福祉のお仕事相談フェア」を行い、介護・福祉に携わる仕事を紹介します。健康であれば生涯続けられる仕事であり、これから増々必要とされている業界なので是非足を運んでいただきたいと思います。

永原会長のゆかりの船橋市とは?

20歳の頃船橋市に両親と移住しました。子どもが小さい頃は、当時の「わんぱく王国(現アンデルセン公園)」によく行き、家族と楽しい時間を過ごしました。また、昔は舗装されていない道路と砂ぼこりが目立ちましたが、今は道路も整備されとても住みやすい街に変わりました。懐かしい思い出です。

永原丈士 氏

・昭和28年 東京生まれ
・昭和47年 船橋市へ転居
・昭和62年 社会福祉法人創明会
特別養護老人ホーム
船橋梨香園に入職
・平成11年 同施設長に就任
・平成25年 船橋市老人福祉施設
協議会会長に就任

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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