2014年10月01日 配信

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3年前に就農した廣田國雄さん(67)は、大手食品メーカーを63才で退職。「生涯現役で働き続けたい」と東金の千葉県農業大学に入学、就農した。当初は友人への通販で採算ベースに乗せるつもりだったが、「同じ野菜ばかりを毎週のように送られても困るんですよね」と苦笑い。「最初はなかなか収入を得ることが難しかった」と本音を語る。「仲間には『明日何をして生きればいいんだろう』と毎日時間を持て余しているのもいる。それでも僕は幸せ」とも。

そんな折、隣の農家からふなっこ畑を紹介された。たくさんの農家が集まってそれぞれに自信のある農産物を出荷する仕組み。廣田さんが真心を込めて作った野菜(夏は枝豆、玉ねぎ、トウモロコシ、オクラ、ナス、丸ナス、キュウリ、ミニトマトなど。冬は大根、白菜、ホウレン草、小松菜など)は消費者に受け入れられ、徐々に収入が立ち始めた。「朝採れた新鮮で安心なものを出荷できるふなっこ畑。120才まで責任を持っておいしい物を提供していくつもり」と、迷いのない笑顔で語った。秋には廣田さんが夏の盛りに植えたブロッコリーが店頭に並ぶ予定。

 

◆ふなっこ畑

住所 船橋市行田3-7-1
電話番号 047-439-3061
営業時間 9:30~18:00
定休日 火曜日

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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