2014年05月01日 配信

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船橋市市場は、4月から船橋市地方卸売市場に

船橋市中央卸売市場は、開設から45年目のこの4月から、地方卸売市場に転換した。「中央」の看板が外れ、農林水産大臣の認可を受けた市場から、知事の許可を受ける地方市場に変わる。
船橋市場はもともと市内の各地にあった自然発生的な民営の市場が、米騒動をきっかけに1923(大正12)年公布された中央市場法に基づき、1969(昭和44)年に現在の場所に一元化され、12万1534平方メートルという巨大な市場になったもの。
中央卸売市場として、船橋市を含めた近隣9市、2村に住む約200万人の食を支える基地としての重要な役割を45年間担ってきた。船橋市が開設する公設市場なので、船橋産のニンジン、梨などをはじめとして千葉県産の食材には特に力を入れてきたという。
地方市場になり大きく変わるのは、これまでの中央市場では、プロにしか販売することができなかったのに対し、今度は一般市民も市場での買い物を楽しむことが出来るようになるということだ。

201405_kawaichi_01.jpg市場ではプロ仕様の良質な品物が卸売価格で購入できる 201405_kawaichi_02.jpg季節の花苗も販売
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昔ながらの駄菓子の卸売問屋も

 

知名度の向上と市場の楽しみ方提案

船橋市場はこれまで高い塀に囲まれ、世間と隔絶した施設だったが、今後は一般市民を招き入れ、市場の利用客を増やすことが求められるようになる。その為、人を市場内に招き入れるイベントの開催も必要になるのだ。
市場の魅力は何と言っても全国各地の旬な食材が集まってくるところ。新鮮な食材を市場の卸売価格で購入できるイベントスペースとなれば、船橋駅から徒歩圏の船橋市場のポテンシャルは計り知れない。

鮮魚の販売も卸売価格での商品購入はもとより、市場関係者とのコミュニケーションも楽しめる

購入した野菜の美味しい食べ方、保存方法や品種などの知識を教えてもらうことも

 

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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