2013年11月01日 配信

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「印内保育園」目の前に広がる約3900平方メートルの畑で小松菜をメーンに、冬はほうれん草やカブ・大根・水菜などを栽培し、ふなっこ畑に出荷しているのが鈴木久一朗さん(37)だ。

久一朗さんは、高校卒業後に東金の千葉県農業大学校に進学、20才で就農した。23才で父の宇一さんを亡くし、以来母・弘子さんと二人三脚で7反の畑を切り盛りしてきた。小松菜や枝豆など若手が活躍している西船地域、久一朗さんは周囲に励まされ「おいしくて、安心安全な野菜」をつくることに試行錯誤を重ねた。

5年前に由記さんと結婚、2人の女の子に恵まれた。料理自慢の由記さんは、久一朗さんの野菜を毎日の食卓に並べてくれる。おいしそうに食べる子どもの顔を見て「子どもに安心して食べさせられる農産物を作ろう」と一つ一つの作業を丁寧に、食べる人の顔を思い浮かべながら耕作をするようになった。

2年前からふなっこ畑への出荷がはじまると「いつも食べているよ」「おいしかったよ」と消費者の声を直接聞けるようになった。この夏からオクラの出荷を本格化し、来年には長く休耕していた枝豆生産も再開する。路地栽培中心の久一朗さんは、暑い夏も雨の日も寒い冬の日も黙々と安心な野菜を作る為に努力を続ける。

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◆ふなっこ畑

住所 船橋市行田3-7-1
電話番号 047-439-3061
営業時間 9:30~18:00
定休日 火曜日

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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