2013年10月01日 配信

どのような人たちが関わっているのだろうか
渡辺団長に消防団の責務と消防団が抱える課題について話を伺った

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消防団とはどのような組織ですか

船橋市内全域を20分団、59個班、702人という組織で網羅しています。各団に2~6個班が所属し、それぞれの班にポンプ車もしくは小型ポンプ車を配備しております。そのほか、船橋市内には2台の広報車を配備し消防情報の広報に当たっています。

消防団員にはどのような方がなられるのですか

普段は別の仕事を持っている消防団員。農家や地元商店の方が多いですが、最近は市内に居住し市外にお勤めの会社員の方も増えています。平日は仕事で参加できないという方でも、土日を中心に消防団の活動に参加していただいている例もあります。また、ここ数年は大学生の団員や女性団員も増加傾向にあります。現在、大学生3人、女性16人が団員として活動しています。


消防団員の業務とは?

消防団員は、風水害や火災などの有事における「消火補助」や「残火活動」などの「災害現場活動」に備え普段から厳しい訓練を積んでおります。また、春と秋に開催している「火災予防運動」や12月25日から一週間程度行っている「歳末警戒運動」。町会が関わっている祭などの行事や事業での「雑踏警備」なども重要な業務です。普段から町会との関係を円滑に保つことも有事に備えた重要な任務になります。
そのほかに、「消防出初式」や「ポンプ操法大会」などの年間行事に参加したり、女性消防団員は、「応急手当普及員」の資格を取得していただき「AED」や「普通救命活動」の講師として町会・自治会に指導する立場として活躍していただく場合もあります。


渡辺さんゆかりの船橋といえば

出身が田喜野井なので地元の二宮神社で行われる「下総三山の七年祭り」では、長年にわたって役員を務めさせていただいております。また、幼稚園の理事長として約320人の幼稚園児を守る立場にあります。

渡辺義博氏(わたなべよしひろ)

・昭和27年 船橋市田喜野井生まれ
・昭和50年 学校法人集英学園入社
・昭和51年 船橋市消防団入団
・平成4年 船橋市消防団退団
・平成12年船橋市消防団本部再入団
・平成13年学校法人集英学園理事長就任
・平成24年船橋市消防団団長拝命

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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