◆船橋中学校 演劇部

顧問／緑川暁穂、南明江、神山和子
部員数／41人

全国中学校総合文化祭山口大会出場

船橋中学校演劇部が8月19日、20日に山口県で行われる「全国中学校総合文化祭山口大会」へ出場することが決まり、夏休み返上で最終調整に励んでいる。
昨年冬の大会で、千葉県船橋地区代表として関東大会への出場権を獲得した。関東大会では銅賞だったが、近年の実績を認められこのたびの全国大会出場が決まったという。今回演じるのはミュージカル風のダンスや歌を盛り込んだ「ホーリーナイト」。歌やダンスは、２～３年生が主体となってオリジナルのものを作成した作品だ。
顧問の緑川先生は、中学生時代演劇部に所属。大学で本格的な舞台演劇を学ぼうと志した時期もあったが、「教師」という仕事を選んだ。「台本を読み込んで登場人物の気持ちを感じ、心を演じられるようになってほしい」と緑川先生。練習時間の取れない時でも、台本の読み込みで演技が変わるというのだ。練習では、自ら手本を見せながら演技指導をすることも少なくないという。
本番をステージ袖で見守る緑川先生の瞳には、スポットライトを浴びる生徒たちがキラキラと輝いて映るのだという。「過ぎ去ってしまった青春を、生徒たちと一緒に追体験させてもらっています」と、はにかむ。緑川先生も赴任して3年目、「千葉県代表として恥ずかしくない演技をしてきます」と語ってくれた。

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