船橋市中央卸売市場の10組合を統括する
「船橋市中央卸売市場協力会」とはどのような組織なのだろう
来年3 月には「中央市場」から「地方市場」に運営が変わる事が
決まっている「船橋市中央卸売市場」についても話を伺った。
船橋市中央卸売市場協力会とはどのような組織なのですか?
当市場には水産、青果、関連商業など全部で10の組合が存在します。これらを統括して市場の運営を円滑に行うための組織です。市場の運営に関わるゴミの処理や騒音対策なども協力会の仕事です。
また、市民の方に関わりがある活動として8月の「盆踊り」と、今年4月から隔月開催になった「楽市」などのPR活動。また、「農水産まつり」では、市からの依頼を受けて会場の提供や運営に協力しています。
3月で「中央市場」から「地方市場」になりますね
はい。国の管轄していた「中央市場」から、千葉県や船橋市が管轄する「地方市場」に変わります。さまざまな規制がなくなるため自由に色々とチャレンジする事ができる様になります。市場の再編に向けて昨年から検討委員会を組織してどのように対応してゆくのか、前向きな議論が進んでいます。
どのような市場になるのですか?
理想ですが、塀を壊して市民の方々に対して開放的にしたいですね。観光バスなどもとまれるように整備して「観光市場」を目指したいですね。3月以降、市場内の管理棟や関連商業組合棟などの建て直しを検討しています。市民にとっても、市場で働く若い職員にとっても、夢やロマンのある誇りある場所にしてゆきたいです。
最後に、平会長ゆかりの船橋は?
一番落ち着くのは、仕事が終わって一息ついている時の事務所ですね。忙しく荷が動いている時の活気ある市場を監督し、一日のピークが終わった後のひと時にほっとします。特に、私はこの市場が出来た時から働いているので人並み以上に愛着があるんです。
それから、四季折々の変化を楽しめる海老川も好きです。散歩には最適ですよね。
平 栄三(たいらえいぞう)
・昭和21年9月 広島県呉市生まれ ・昭和36年 山邦青果(神田市場)入社 |
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