2013年06月01日 配信

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発明展で内閣総理大臣賞。


発明協会が主催する「第71回 全日本学生児童発明くふう展」で、行田西小学校の高橋諒くん(3年)が、閣総理大臣賞を受賞した。同発明展は、「子どもたちにモノづくりを通じて、創作の喜びや発明くふうの楽しさを知ってもらい、その創造力を育てること」を目的とするもの。71回目の開催となる今回、全国各地域で開催された「都道府県展覧会」の代表作品から777件の応募があった。


高橋くんの作品は「うちゅうとし」。ドライヤーの風を使って発射台からUFOを風で浮かせ、同時に発射台に取り付けられた未来カーやロケット、宇宙飛行士が回るというもの。さらに、ドライヤーが空気を吸い込む力を利用してプロペラを回し、その回転で発電モーターが作動・発電し、LED電気が点灯するという2つの仕組みを持った作品だ。


作品を作ったきっかけは「科学館で空気の力でボールが浮く実験を見たこと」と、高橋くん。「自分でも空気の力で浮くおもちゃを作ってみたい」と、夏休みの科学風工作の宿題に1ヶ月かけて制作した。「UFOがなかなか浮かばなくて、いろんな大きさの発泡スチロールを使った。重さの調節が難しかった。展示物を見た人たちが驚いてくれたことがうれしかった」と制作の苦労を語る。


1年生の時に小惑星探査機「はやぶさ」の展覧会を見て以来、宇宙飛行士を夢見ているというが、一方で「家づくりにも興味があるから、建築家にもなりたい」とも。

今年の夏休みの工作については、「今年も作品を作ろうと思ってるけれど、内容は秘密」とはにかんだ。

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