2013年03月01日 配信

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◆船橋東高校 吹奏楽部

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第18回東関東吹奏楽コンクール金賞

部員数/80人 顧問/川口智子、小川由紀夫先生

文武両道の秘訣は「ともこプリント」と「ともこ練」

市内屈指の進学校でありながら東関東大会の常連校。文武両道を実践し続ける船橋東高校吹奏楽部は、今年度も「東関東吹奏楽コンクール」に出場し、金賞を受賞した。
結果を出し続ける秘訣を尋ねると「何と言っても『ともこプリント』と『ともこ練』」と、部長補佐の小栗由美さん(17)。「ともこプリント」は、川口先生が毎朝早く出勤し、その日の練習内容や注意事項、伝達事項などをノートにまとめ印刷したもの。ほぼ毎日部員に配布される。歴代の部員への思いを書きとめたノートは60冊を超えている。
「ともこ練」は、15分刻みで行う部分練習。気になる箇所を「ともこプリント」で時間指定し集中的に指導する。川口先生が曲全体をイメージし、細かい部分を「ともこ練」で個別に補修しながら音楽を創り上げてゆくのだ。
部活を通して「気配りのできる人間」つくりを目指す。「自己中では良い音楽を作れない」というのが持論の川口先生。「みんなで良い音楽をするのが最終目的。人間性を伸ばさないと音楽もよくならない」と語る。
今年で35回目を迎える定期演奏会にはOB・OGが多く訪れる。毎年、習志野文化ホール(定員2000人)が満員になるほど絆が強い。川口先生は、「とことんやり抜く事が将来に活きる。きつい練習をこなしてきたんだから大丈夫」と教え子たちにエールをおくる。



 

 

 

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