2013年01月01日 配信

市内54小学校、27中学校、特別支援学校1校の
子ども達の登下校時の安全を見守るのがスクールガード

子ども達の登下校を見守り、スクールガードを取りまとめる
「スクールガードリーダー」とはどのような仕事なのだろうか?

スクールガードとは?

各学校に登録されている「スクールガード」は、平成24年3月31日現在328団体5138人。この人員で市内54小学校、27中学校、特別支援学校1校の登下校時に黄色の帽子と腕章をつけ見守りを行っています。報酬は無く、全くボランティア活動になりますが、地域を愛する方、子ども好きな方が定年退職後に志願して参加していただくことが多いです。しかし、近年ではスクールガードも高齢化が進んでおり89歳のスクールガードも現役で活躍中です。

スクールガードリーダーの役目は?

スクールガードの指導や、担当エリアの見回りなどに加え、年3回程度学校ごとに実施する「スクールガード連絡調整会議」の開催などスクールガードや学校、保護者に対する指導・助言や情報交換業務が中心となります。発足時5~6人でスタートした制度ですが、現在は10人体制で市内全域をカバーしています。


スクールガードリーダーの条件は?

業務上「守秘義務」を求められる部分が多く、メンバーには教員OBや警察OBで、市教育委員会から委嘱される業務です。任期は4月から1年間。月1回の研修会を持ち我々の力量の向上を図っています。


スクールガード活動の効果は?

保健体育課児童・生徒防犯安全対策室のデータによると平成17年度に192人だった不審者の目撃情報が、スクールガードのはじまった平成18年度に117人とほぼ半減しています。また、平成23年度には78人とさらなる減少がなされており登下校時におけるスクールガードの役割がうかがえます。


近年の不審者に関する傾向は?

平成23年度は、「痴漢」・「露出」が増加しており、小学生男児に対する「痴漢」や「露出」も増加しています。また、今年度の傾向ですが、車を使った犯罪や2~3人でのグループによる犯罪が増加しています。さらに、15時~18時台の下校や帰宅後の時間帯に犯罪が起きていることなども顕著に見られる傾向です。

201301_abe_pf.jpg 阿部 利一(あべとしかず)
・昭和14年1月17日生
・昭和36年 市原市立八幡中学校赴任
・昭和43年 船橋市立高根台中学校
その後、七林中学校、宮本中学校、船橋市青少年センター、三山東小学校校長就任
・平成6年 総合教育センター
・平成8年 法典西小学校校長就任
・平成19年 スクールガードリーダー拝命

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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