◆旧石器時代から始まる船橋の歴史に触れてみよう!
文化財とは、歴史上、観賞上などの様々な観点から価値が高いと認められたものの事を指す。それらは内容によって「有形文化財」「無形文化財」「民俗文化財」「記念物」「文化的景観」「伝統的建造物群」などの8つに分けられており、そこからさらに細分化され、史跡や天然記念物などと普段は呼ばれている。
文化財とは、歴史上、観賞上などの様々な観点から価値が高いと認められたものの事を指す。それらは内容によって「有形文化財」「無形文化財」「民俗文化財」「記念物」「文化的景観」「伝統的建造物群」などの8つに分けられており、そこからさらに細分化され、史跡や天然記念物などと普段は呼ばれている。
他にも市内にはいくつもの文化財があり、それらは合計で49件存在する。そのうち9件が県指定文化財、4件が国登録文化財だ。
◆飛ノ台貝塚
縄文時代早期 / 平安時代市指定史跡 【見学】自由 (※博物館内は有料) 飛ノ台貝塚は、7万6000m(東京ドームの約1.6倍)の規模を持つ、縄文時代早期の貝塚。 |
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◆船橋市飛ノ台 史跡公園博物館 【住所】船橋市海神4-27-2 |
【豆知識】 貝塚に埋められた骨は貝のカルシウムが骨に浸み込むことで、酸性土壌に溶けずに残る。そのため、平地では日本最古の合葬人骨も形を保ったまま発見された。 (C)飛ノ台史跡公園博物館 |
◆木造阿弥陀如来立像
平安時代 / 市指定有形文化財 【見学】要事前連絡 寄木造で、像高70cm、台座の高さは55cm、光背は舟形で高さは110cm。 |
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◆念仏堂
【住所】 |
【豆知識】 定朝様とは? 定朝は平安時代中期の仏師。平明で円満な日本化された仏像を完成させ、その作風は定朝様として後世の仏像造りの規範となりました。 |
◆節分祭(船橋大神宮の神楽・二宮神社の神楽)
江戸時代 / 市指定無形民俗文化財(神楽) 【見学】自由 2月3日は船橋市内の寺社ではそれぞれ節分祭が行われる。船橋大神宮では豆まきと神楽の奉納(4座)が1日2回行われ、「恵比寿大黒舞」は節分祭にのみ演じられるという。 |
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二宮神社の社殿は、 |
【二宮神社神楽囃子連/小川さん】 来場者に節分をより楽しんでもらうために、節分祭の時だけ鬼の数が普段よりも多いんです。鬼の数は最低でも3匹以上になるようにしています。 |
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◆二宮神社 【開催時期】 2月3日14:00~ 【住所】 船橋市三山5-20-1 【電話】 047-436-2898 (船橋市教育委員会文化課) |
◆船橋大神宮 【開催時期】 2月3日 12:00~、16:00~ 【住所】 船橋市宮本5-2-1 【電話】 047-436-2898 (船橋市教育委員会文化課) |
◆船橋御殿跡(附 東照宮)
江戸時代・1614年前後 / 市指定史跡 【見学】自由 徳川家康が造ったとされる御殿の跡。家康は鷹狩を好み、上総東金周辺でも2度鷹狩を催した。そのため、東金には立派な御殿が造られ、道すがらにある船橋と中田(千葉市)にも、船橋御殿と御茶屋御殿が造営された。船橋御殿は慶長19年(1614)前後に建てられ、土塁などの防御機能を備えた御殿だったと考えられている。 |
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◆東照宮
【住所】 |
現在は御殿跡の隣に稲荷神社の社殿があります。 | ||
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1)だいち鍼灸整骨院 2)森田呉服店 3)bistroCOMA 船橋店 4)韓国家庭料理 東大門 5)ちゃんぴ船橋駅南口店 6)本町 轟 7)ミュージックバンク船橋 |
◆木造毘沙門天立像
江戸時代初期 / 市指定有形文化財 【見学】要事前連絡 寄木造。彩色仕上げで、玉眼が入れられている。法華経の守護神とされていた毘沙門天の像の胎内には、明暦2年(1656年)に刷られた法華経が納められている。左手と掌の宝塔、光背は後から補われたものだと考えられるが、右手に持つ三叉戟は制作当初のものとみられている。 |
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◆西福寺
【住所】 |
【西福寺/福島住職】 毘沙門天は戦の神としても有名ですが、商売繁盛の神としても江戸時代の人から崇められていました。 |
◆オビシャ
江戸時代 【見学】自由 オビシャは年頭に行う弓射ち、または輪番のヤドによる神の受け渡しの行事が中心で、「お歩射」「お奉謝」「お備社」などの字を当てます。 |
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“鬼” は悪疫、・悪魔など邪心なもの、“虫” は田畑の害虫などを指し、それらを射抜くことでムラの平和と作物の豊作を祈願しています。 | |||
◆八王子神社 【開催日】 1月11日・20日 11:00~ 【住所】 船橋市古和釜161 |
◆子神社 【開催日】 1月7日 10:00~ 【住所】 船橋市田喜野井3-16-3 |
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◆二宮神社 【開催日】 1月7日 15:00頃~ 【住所】 船橋市三山5-20-1 |
◆王子神社
【開催日】 |
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1)太陽光のアイデン 2)マツダオートザム船橋北 3)佐藤の落花生 |
◆酉の市(船橋大神宮の神楽)
近代 / 市指定無形民俗文化財(神楽) 【見学】自由 酉の市は、12月の一の酉、二の酉の2日間行われ、二の酉では境内の神楽殿で神楽が奉納される。年末に商いが忙しくなる前に開催され家内安全・商売繁盛の祈願をした熊手を購入し、顧客需要を熊手を使って「かっこむ」ことから行われるようになったのだという。 |
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【日本参道狛犬研究会/鷲嘉雄さん】 船橋市内の神社には数多く狛犬が奉納されています。大神宮の二の酉にいる狛犬は明治14 年に奉納され、二匹とも小獅子を抱いています。これは「子どもが健やかに育つように、お守りください」という意味が込められているそうです。『狛犬にも注目!』 |
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◆船橋大神宮 【開催時期】12月二の酉 【住所】船橋市宮本5-2-1 【時間】19:00~(神楽) 【電話】047-436-2898 (船橋市教育委員会文化課) |
◆灯明台祭
明治時代・1880年~ / 県指定有形民俗文化財(灯明台) 【見学】自由 県指定有形民俗文化財に指定されている船橋大神宮の灯明台は、慶応4年(1868)の戊申戦争で常夜灯を焼失。その常夜灯にかわり、地元有志の寄付により明治13年(1886)に建てられ、明治28年(1895)に廃止されるまで、政府公認の私設灯台だった。今では、新成人の門出を祝って年に一度だけ明かりが灯る。氏子青年部が主体となって新成人の門出を祝うものとされている。 |
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【豆知識】 点灯役は、その年に成人式を迎えた二十歳の男女の中から選出される。 西洋灯台のデザインを取り入れています。 |
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◆船橋大神宮 【開催時期】1月中旬 【住所】船橋市宮本5-2-1 【時間】19:00~(神楽) 【電話】047-436-2898 (船橋市教育委員会文化課) |
◆出初式(梯子乗りと木遣り歌)
明治時代 / 市指定無形民俗文化財(梯子乗りと木遣り歌) 【見学】自由 消防関係者によって1月初旬に行われる仕事初めの行事。明治から行われていた出初式だが、一時期行事を中断した事も。 |
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梯子の高さは |
【鳶職組合組合員】 寺田保男さん(63) 代々とび職の家系で、昔から梯子乗りに憧れていた為、初めて人前で披露した17 才の時はとても感動しました。梯子の上で仰向けになり両手両足を伸ばす「セガメ」ができたときは、自分も一人前になったと感じましたね。 |
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◆船橋アリーナ 【開催時期】 1月初旬 9:30~ 【住所】 船橋市習志野台7-5-1 【電話】 047-436-2898 (船橋市教育委員会文化課) |
◆玉川旅館 (本館・第一別館・第二別館)
昭和時代・1928年~ / 国登録有形文化財 【見学】要事前連絡 屋号の“玉川”は料亭を始めた小川家当主の父、小川紋蔵が船橋大神宮奉納相撲で名乗っていた四股名から付けられたもの。本館は2階建てだが高床式のため一見すると3階建てにも見える。外観は楼閣風にまとめた料亭座敷で、今も営業を続けている。かつては陸海軍の高級将校などが好んで使用していたとも。 |
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作家、太宰治ゆかりの地 |
【玉川旅館女将/長野さん】 私が小さかった頃は旅館から水着を着て歩いて海に行けるほどの距離で、旅館から海が見えました。今は建物が建ってしまい見えませんが、当時は良い眺めでした。 |
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◆玉川旅館 【住所】船橋市湊町2-6-25 【電話】047-436-2898 (船橋市教育委員会文化課) |
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1)築地日本海船橋店 2)中国料理 私房菜 香宮 3)ふぐ寿司割烹 㐂久水 4)アヴァンセ 5)有限会社金親商店 6)Gadget PC School 7)Little Breads To Go 8)伊藤楽器 |
◆中野木の辻切り(市指定無形民俗文化財)
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◆まだまだいろんな文化財の情報満載! 船橋市教育委員会で発行している「ふなばし探訪手帖」では、他にも船橋に残る指定・登録文化財をご紹介しています。市内の図書館で閲覧できますので、是非ご覧ください。 船橋市教育委員会 文化課 【電話】047-436-2898 ◆公民館では史跡もまわるイベントを予定しています◆ ◇高根台公民館 ◇海老が作公民館 |
※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください