2012年03月01日 配信

昨年7月に船橋駅駅長として赴任された須田駅長は船橋駅との縁が深いという。どのような縁があるのだろう
千葉県下随一の乗降客数を誇る「船橋駅」。2月からいよいよ始まった駅の改良工事について話をうかがった。

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船橋駅 駅長 須田祐吉 氏

いよいよ船橋駅の改良工事が始まりましたね。

2月15日から仮囲いが始まり、本格的な改良工事が始まります。
2015年には駅直結のホテルが完成する予定ですが、それまでの間、船橋駅を利用される皆様にはコンコースが狭くなりご不便をお掛けいたします。

どのような改良が行われる予定なのですか。

まず現在のびゅうプラザが北口側に移動し、改札のすぐ横に券売機と執務室が移動してきます。
次に、駅直結の10階建てビルが建設予定です。
1階~5階まではSCのシャポーが、6~10階までがホテルになる計画です。
駅ビルが完成すると小岩・市川・本八幡・船橋の現4店の中で最も大きなSCになります。

「船橋といえば」○○という思い出は。

JR東日本千葉支社(旧国鉄・千葉鉄道管理局)に異動してきて最初の赴任地が船橋駅でした。
北海道から出てきた私は「なんて人の多い場所なんだろう」とカルチャーショックを受けました。
船橋駅の駅長に赴任した事に運命的なものを感じます。

東日本大震災では大変なご苦労がありましたね。

現在のJRはある一定の揺れを感じた時自動的にシステム停止しますが、あれだけの震災による混乱にも関わらず怪我人が一人も出なかったのは皆様のご協力のお陰です。
また、通勤時間帯の「人身事故」などでも度々ご迷惑をお掛けしますが、負傷者の救出などを迅速に行えるように、社員教育を徹底しております。

市民の皆さんに一言。

「人身事故」「強風」などによる列車停止の際、少しでも早く詳細な情報をお伝えできる様、常に勉強会を行っており改善しております。
一番気になる「運転再開見込み時間」なども少しでも早くお伝えできるよう益々精進して参ります。

1203_suda2.jpg 須田祐吉(すだ ゆきち)
昭和37年10月 北海道足寄町生
昭和56年 4月 北海道国鉄入社池田駅配属
昭和62年 3月 国鉄千葉鉄道管理局異動
昭和62年 4月 JR東日本千葉運行部 船橋駅配属
昭和63年10月 千葉支社営業開発部企画課
平成 3年 3月 総務部人事課配属
平成17年 4月 新八柱駅長
平成19年 6月 海浜幕張駅長
平成23年 7月 船橋駅長

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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