2011年11月01日 配信

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可燃ごみ全体の3割が雑紙
分別回収でコストも削減できる

 資源ごみの分別回収は地球環境にとって大きな課題だ。昨年秋口からルネ・アクシアム(市内山手/721世帯)で試験的に行った雑紙の分別回収は、約2.5トン(半年間)の実績を上げた。この分別回収の仕掛け人がまちネット・ふなばし代表の江口晴美さんだ。
 雑紙とは、ハガキや封筒・ティッシュの箱やトイレットペーパーの芯などを指し、船橋市では雑紙と一緒に束ねて出す事になっているが、なかなか浸透していない。しかし、この雑紙が可燃ごみの3割を占めているというから放っておけない。
 そこで、江口さんは船橋市の市民公益活動公募型支援事業の助成を受け雑紙回収用の紙袋を作成、自治会などへ分別回収の協力を要請、現在塚田地区で雑紙分別回収の輪が広がっている。

ふなばし環境フェアに先がけた
塚田環境フェアの仕掛け人

 江口さんが環境問題に取り組むようになったのは、子ども会の保護者同士の会話。ゴミの分別がテーマになったのだが、何も知らない人が多かった。独自に勉強をするうちに、徐々に身近な環境問題に興味をひかれ『環境にやさしい会』を設立。フリーマーケットを主催しながら環境問題について勉強した。せっかく蓄えた知識を共有しようと塚田公民館で環境に関する展示会を仲間と実施、これが9月に16回目を迎えた塚田環境フェアだ。

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昨年の塚田環境フェアの模様

【江口晴美さんプロフィール】


市内前貝塚在住
まちネット・ふなばし代表

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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