2011年10月01日 配信

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念願のタイトル取得に満面の笑み

 七林中学校野球部、今年の3年生は幾多の苦難を乗り越え中学総体市優勝、県3位という待望のタイトルを手にした。2年前には、七林地区から発生した新型インフルエンザで学年閉鎖。1年生大会への参加が叶わなかった。さらに、今年3月の市長杯は東日本大震災の影響により大会が中止。中学生の内に主体となって参加できる大会は5つ。その内、2つを天災により失った同校ナインのタイトル取得は本人達、保護者、指導者の三者が待ち望んでいた。

逆境に強い守りの野球で市優勝

 同校は「守りきって接戦でチャンスをものにする」伝統的な日本野球のスタイル。守りのチームを象徴するかのようにエースピッチャーの千葉貴央くんは、県選抜にも選出されている期待の選手だ。「今年の右投げでは一番では」と矢島先生も高評価する。「勝つ野球ではなく、負けない野球を教えてきた」と矢島先生が言うように、どんな苦境に立たされても必ずやってくるチャンスを信じてコツコツと練習を積み上げてゆく。今回の中学総体では、これまでの経験を活かし土壇場で本領を発揮、自ら思い出を残したのだ。今年の3年生の中から数人は市船への進学を希望しているという。来夏には、高校野球でその雄姿を見ることができるだろう。

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【七林中学校野球部】

顧問/矢島利明、安東圭介
外部指導員/若生智男(わこうともお)
部員数/60名(3年生21名、2年生17名、1年生22名)

■平成23年度

千葉県中学校総合体育大会3位

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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