2011年10月01日 配信

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子どもからシニアまで、多世代が交わる地域の茶の間に

 新京成線前原駅徒歩8分ほどに、民間学童保育園「キッズコミュニティ凛童舎」がある。同舎は前原小4年の娘を持つ父が「公設学童保育は通常低学年が対象の為、4年生以上にも共に育つ放課後を」と今年4月に設立した。
「理想は子ども達が外で自由に走り回り、大人達がそれとなく見守っていた昭和30年代の子育ち環境の再現。人が人生で最も子どもらしい6年間に、大人の支配下を離れ、自分たちで考え、自由にはしゃぐ放課後が、真の自立心や創造力・思いやりを育てると思うので、スタッフは目(見守り)と頭(知恵)は貸すが、なるべく手と口は出さないよう心がけている。現在、シニアボランティアの力を借りて低額での運営を模索中」と吉岡舎長。
 
 また同舎では、小学生が帰ってくるまでの時間をコミュニティカフェとして開放している。幼児用に200冊の絵本やおもちゃ、シニアには囲碁や将棋セットも用意され、隣室では託児付の各種教室やパソコン教室も開講している。1日券(フリードリンク付)が300円(子ども200円、0歳児無料)と低料金であるのに加え、飲食物の持ち込みや出前も自由だという。「靴を脱いで上がる座卓中心のお店なので、子どもが這い回って遊んでいても安心」、「実家も遠く、一人っ子なので、子どもがシニア世代や他の子どもたちと触れ合えるのがうれしい。他の子とケンカするのさえありがたい。」とママさん達に評判だ。
 
 子育てを通して、地域の人々が世代の枠を超えて交わる仕組みとして、他地域にも波及していけばと願っているという。

 

 

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【一般社団法人 コラボライフ
キッズコミュニティ 凛童舎】
船橋市前原東2-19-2 本歯科ビル3F
TEL/047(767)9776

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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