同校初の全国大会出場に向け
得意のコンビバレーに磨きをかける

行田中学校バレーボール部が好調だ。これまで、県大会で勝ち進むことが難しかった同校だが、昨年は県3位、今年度は県2位と順調に成績を伸ばしてきている。

今年4月から顧問に就いた戸板真澄先生は「これまでの教員生活でもこれだけの子たちは初めて。やる気がビシビシ伝わってくる」と今までのバレーボール部顧問生活を振り返り絶賛。同部では『元気！強気！根気！やる気！』を合言葉に仲間意識が普段の練習にまで波及する。コンビバレーに磨きをかけ納得のいくまで個人練習を行うセッター・アタッカー。イレギュラーなボールを想定したラリーでは、一本一本を最後まで追いかけ全員で集中する。

塚田JSCから行田中バレー部へ

「入部したての段階でこれだけ基礎の出来ている子たちは少ない」と戸板先生。それもそのはず、同校バレーボール部18名の内15名は一昨年に全国大会で活躍した塚田JSCバレーボール部出身なのだ。小学校からともに過ごしてきたメンバー、全国を経験しているモチベーションが同校バレーボール部躍進の原動力といえるのかも知れない。

塚田JSCのベースに、法典東スポーツクラブから経験者2名が加わり攻撃力を強化。未経験で入部したメンバーも「本気でバレーボールをやりたい」という気持ちを共有し練習の中でメキメキと力をつけてゆく。7月21日から始まる夏の大会、同校の全国大会での活躍が楽しみだ。

【行田中学校バレーボール部】

顧問／戸板真澄・楡井ひとみ／石川誠一校長
部員数／18名

■平成２３年度

第４８回 船橋市近隣中学校春季バレーボール教室（女子の部）優勝

■平成２３年度 船橋市春季市民大会中学校バレーボール女子の部　優勝

■平成２３年度

第42回 千葉県中学校バレーボール選手権大会（女子）準優勝

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