2011年07月01日 配信

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全国常連のマーチングバンド
指導者の世代交代で新しいチャレンジ

法田中学校吹奏楽部は、全国大会の常連。もはやマーチングバンドの代名詞。世代が代わっても優秀な成績を残し続けてきた要因に竹下美智男先生の存在が挙げられる。13年もの間、同部の顧問を続け生徒達の底力を引き出してきたのだ。

しかし、今年度からは新任の濱優貴先生が顧問を引き継ぐ。鹿児島県出身の23歳。紫原小学校時代に鹿児島県代表として全国大会に出場、当時の顧問に憧れ教師を目指した。「自分の楽器を極めなければ指導者にはなれない」と東京音楽大学を卒業。「音楽を教えるんだったら千葉県」と千葉教員を受験した熱血漢だ。「最高の後継者が見付かった」と竹下先生

チャリティー活動にも熱心に参加。
年間40日以上の本番で成長する

同部では、年間40日以上コンクールなどの本番をこなし、テスト期間や学校行事の合間を縫って地域の祭や行政のイベントに出演。もちろん学校の勉強も同時進行。目の回るようなスケジュールの中で限られた時間で練習をこなし、全国大会の常連として存在し続ける。

「本番をたくさん経験するから成長するんです。本番の緊張の中で自ら考え、答えを見付け出してゆくのです」と濱先生。「3年生が引退する時に『辛い事もあったけど吹奏楽をやっててよかった』と思えるような部活動にしてあげたい」と今日も全身全霊を使って指導に励む。今期からの同部の活躍も楽しみだ。

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【法田中学校吹奏楽部】

部員数/78名
顧 問/濱優貴、竹下美智男

・第23回全日本マーチングコンテスト 銀賞
・第16回日本管楽合奏コンテスト全国大会 優秀賞

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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