2011年01月01日 配信

UFOは本当にいるのでしょうか?UFOとは未確認飛行物体の意味です。講演会で百人位の集まりがあると必ず一人か二人はUFOを見たという人がいます。しかし、私はUFOは残念ながらいないと考えています。なぜいないのか。その理由を述べましょう。

 

 

当然ながらUFOははるか遠くの惑星からロケットで地球に飛んできているのです。そして、それには宇宙人が乗っているのです。今現在、NASAが開発している星間ロケット(宇宙基地から月や火星に行くための乗物)は秒速約百キロ(時速三十六万キロ)です。我々の太陽系に最も近い隣の恒星アルタイル(七夕の彦星)は約十七光年離れていて、光は到着するのに十七年かかる訳ですが、NASAの星間ロケットでは約二万五千年かかる計算になります。これではとても一生の内にたどり着くことはできません。しかし、UFOがいるとすれば、彼等は光に近いロケットに乗ってはるか遠くの惑星から地球に来ているのです。だとすれば、我々地球人よりはるかに進歩した科学技術を有しているはずです。そんな彼等がインターネットや携帯電話を使って我々とコンタクトを取るつもりであれば簡単なはずです。しかし、不思議なことにUFOを見たという人はたくさんいるのにUFOからメッセージを受け取ったという人はいません。つまり、UFOはいないのです。このような結論を言うと学生から「宇宙人からメッセージは送ってきているのだけれど我々地球人が気がつかないのでは?」と質問されます。しかし、彼らは我々よりはるかに進んだ科学技術を持っているのですから我々に理解できる方法で送ってきていると考えるのが妥当でしょう。ただ、これは私個人の考えです。世間にはUFO愛好家がたくさんいますから、そのうちUFOからメッセージが送られてくることでしょう。

 

 

次回は宇宙人の探査方法について述べます。日本宇宙少年団千葉コスモス分団では常時団員を募集しています。希望者はホームページを参照してください。

http://www005.upp.so-net.ne.jp/Chiba-Cosmos/

 

 

【筆者プロフィール】

小池惇平(こいけ・じゅんぺい)

昭和18年長野県生まれ。元国立大学法人東京工業大学教官。

現在青山学院大学非常勤講師。
日本宇宙少年団千葉コスモス分団団長。専門は宇宙生命科学。

理学博士。船橋市宮本在住。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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