船橋市内に20分団59個班、
710名が組織されている
船橋市消防団とはどのような組織なのだろうか?
災害や火災時には被災地に真っ先に駆けつける消防団員。
彼らはどのような任務を負っているのだろうか?
団長に話しを伺ってみた。
消防団とは、どのような組織なのですか?
船橋市消防団は市内を20分団に分け、それぞれに2~6班が所属して市内全域を網羅しています。班にポンプ車もしくは小型ポンプ積載車が預けられており、他に市内に2台の広報車が配備され消防情報の広報などに当たっております。
消防団員はどのような業務を行っていますか?
火災が起こった際には、現場に真っ先に駆けつけ消防局員と共に消火・救出活動に従事します。
また、鎮火後に現場に3~4時間残り完全に再燃することがないのを見届けてから撤収します。
団員は全員、別に仕事を持っており災害時のみ特別地方公務員として活動をします。平時は、班毎に預けられているポンプ車や機器の整備・点検や自治会・地区社協などの依頼で応急救護やAEDの講習、ポンプ車の遣い方指導などを行っています。
他には、地域の祭などに、制服着用で警備や交通整理に回ることがあります。制服を着て祭などを警備することで犯罪抑止につなげています。
どのような方が消防団員として参加していますか?
昔は商店主や農家の倅が多かったですが、最近では会社員の方が土日を利用して参加してくださるケースが増えています。
現在、団員の定員720名に対し710名が登録されており、船橋の団は全国的に見ても充実しています。消防団に所属を希望される際は、お近くの分団又は、消防局警防課団(047-435-8628)担当にお声掛ください。
市民に対して一言お願いします。
春・秋の火災予防運動で警鐘を鳴らすことがありますが、小さなお子さんがいらっしゃって警鐘が問題になるような場合には、予め申し出ていただければ鳴らさずに火災予防運動を行います。
【プロフィール】
鈴木 眞一(すずき しんいち)
・昭和23年9月 船橋市上山町生
・昭和49年4月 船橋市消防団入団
・昭和61年4月 7分団分団長就任
・平成7年4月 船橋市消防団副団長就任
・平成18年11月 藍綬褒章受賞
・平成20年4月 船橋市消防団団長就任
※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください