2010年09月01日 配信

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小栗原の鎮守『稲荷神社』
今年は200年前から続く4年に一度の大祭

近年、「祭りが少しずつ減ってきている」又は「規模が縮小してきている」と聞く。若者が地域に留まらず、祭りの担い手が減ってきているためだ。そんな中でも、下総中山の稲荷神社は地域総出で盛り上がりをみせている。

大祭の実行委員には商店会を始め各町会、交通安全協会、消防団、おやじの会、飲食店組合、保育園、地元企業などの各団体から9名選出され、大祭役員には300名のもの地元っ子が名を連ねる。

大祭のピーク
小栗原小学校に2000人が集結!!

稲荷神社の秋季大祭の見どころは何と言っても神輿だろう。神輿は神社の境内ではなく蓮池公園で組み立てられる。完成した状態では参道を通ることができないためだ。組み上げられた神輿は、山車や子ども神輿と別々のルートで町内をくまなく練り歩き小栗原小学校のグラウンドを目指す。大人神輿、子ども神輿、山車が全て集結すると担ぎ手、見物客含めて約2000人がグラウンドを埋め尽くすのだ。

実行委員長の牧野邦夫さんは「神輿は街のシンボル。子どもから大人まで一つになって思い出を作れる。みんな一緒になって秋の一日を過ごすことに意味があるんです」と笑顔を見せる。
伝統的な祭りのスタイルもいいが、これからの時代には街全体が一緒になって盛り上がれる『町おこしのシンボル』としての神輿も選択肢の一つなのかも知れない。

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一番のピークは小栗原小学校グラウンドでの3基が勢揃いする瞬間だ

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街全体が神輿によって一つになる!

●実行委員長/牧野邦夫
●日程/10/16(土)~10/17(日)

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

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