2009年09月01日 配信

murai01.jpgリード競技とボルタリング競技

山岳競技はリード競技とボルタリング競技に分けられている。2007年まで、『縦走』という競技種目があったが大分国体から廃止されている。
 リード競技とは、選手が12m以上の人工壁をロープや安全ベルトなどの用具を使用し、決められたルートを登る競技。そして、ボルタリングは5m程度の人工壁に対しロープを使用せずに肉体ひとつで登る最もシンプルなクライミングです。

クライミング独特のパフォーマンスが好きなんです。

お父さんが趣味として登山をしていた影響を受け、小学校4年生から船橋ロッキーに通うようになった隆一くん。実は6年生まで水泳も平行して習っていたという。なぜ、水泳をやめてクライミングに絞ったのかを聞くと、「登りきった時の達成感が気持ち良いんです。世間ではクライミングはまだ珍しく、初めて見た人に驚きを与えられるところが面白いです」

murai02.JPGmurai03.JPGそう語る隆一くんが魅せてくれたボルタリングのパフォーマンスの多彩なこと。逆さになりつま先だけでぶら下がったり、踵だけで身体を支えたり…(写真参照)確かに初めてクライミングを見た人にも凄さが伝わりそうだ。

クライマーとしての将来

将来の目標に対して「ワールドカップに出ることを目標に頑張っています」今は、少しでも大きな大会に出て実績を重ねることを目標にしているという。中学校3年生という大切な時期。隆一くんは、受験勉強と8月からの『ジュニアオリンピック』『世界ユース選手権』、10月からの『新潟国体』に向けたトレーニングを両立させ、空いた時間で趣味の読書をこなしているという。

murai04.JPG【プロフィール】
船橋中学3年生
山岳(クライミング)競技 千葉県代表(新潟国体)

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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