2009年06月01日 配信

kumagaya1.jpg幾度の困難を乗り越え、
プロへの道へ再チャレンジ!

スポーツ万能、身長もクラスで一番高かった熊谷さんは、担任の先生の影響もあって小学校三年生の時に、バスケットを始めた。持ち前のセンスと運動神経のおかげで順調にチームの柱として成長していった。

社会人になり、バスケとサラリーマンを両立して2年が経過しようとしていた頃、北海道にBJリーグの『レラカムイ北海道』が誕生するという話を聞いた。居ても立ってもいられなくなり、すぐにセレクションを受験しプロとして活躍するようになった。「しかし、代表にも呼ばれた『走れて飛べる190㎝、ダンクもできるポイントガード』がチームの中心選手として入ってきて、プロはそう甘くはありませんでした」。戦力外通告を受けチームから放出された熊谷さんは、プロへの復帰をかけ受験していた昨年の5月のトライアウト最中に靭帯を切った。

初めての挫折で一ヶ月は何も手に付かなかったが「このままではダメになってしまう」と一念発起。今まで知り合った人を訪ね歩きながら自分の体と向き合うようになった。複数のトレーナーに師事し自分なりのトレーニング理論を身に付け、いくつかのクラブチームにお願いし練習にも参加させてもらいながら、日々練習に励んでいる。

「怪我をして、人に頭を下げて自分をさらけ出す。自分は助けてもらわなければ生きてゆけないという事を意識し、逆にタフになりました」と怪我の影響を前向きに分析する。

今後は、一刻も早くプロに返り咲き今までお世話になった人や一緒にバスケをした仲間達に「あいつが、あんなに頑張っているんだから俺も頑張らなきゃ」と思ってもらえるような選手になりたいと語る。「早ければ6月からはどこかのチームでバスケをしているはず」とプロ復帰への手応えを語ってくれた。

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

スポンサードリンク

MyFunaの最新情報はこちらから
関連キーワード