2009年05月01日 配信

moral1.jpg船橋の会社が開発。
「菜の花」を使った化粧品

県の花「菜の花」の葉と茎から抽出したエキスを配合した自然派化粧品を船橋市丸山の化粧品製造会社「モラール」が開発。地域資源活用へ産学官共同プロジェクトにより、三年がかりで販売までこぎつけた。菜の花を使った化粧品は国内では初と言う。

三年前「菜の花を収獲していると手がつるつるしてくる」という生産農家の話に、県産業振興センタープロジェクトコーディネーターが着目。千葉県化粧品工業会に相談があり、取り上げるメーカーがなかったので止むを得ず、当事会長だった光安社長が相談に乗ったのでした。

光安社長は「各地で栽培されても観賞後は鋤もどされる菜の花を有効活用したい」との思いから研究開発を始めた。研究が進み県、千葉大や県内製薬会社との共同プロジェクトに発展。国の地域資源有効活用プロジェクトにも認定され、さらに原料や製品の安定性などを確認。開発段階の市場テストでは「つるつるする」「しっとりする」などの好反応を得た。

製品化するにあたってブランド名を「venapus(ビナパス)」と定め、化粧品のラインナップもメーク落とし(三千百五十円)、洗顔フォーム(二千九百四十円)、化粧水(三千三百六十円)、クリーム(三千七百八十円)の基礎化粧品四種類を販売する。また、約一週間試せる「トライアルミニセット」を千五百七十五円で販売。いずれも千葉県産とフランスメーカーの菜の花エキスを配合。ビワの葉エキス、ナッツピール(落花生皮)エキス(千葉県産蜂蜜)なども配合している。

光安社長は「国内初の菜の花を使った化粧品。千葉県の名産品に育ててゆきたい」と話している。販売はインターネット通販の他、マザー牧場(富津市)と富浦枇杷倶楽部、南房総富浦ロイヤルホテル(南房総市)の売店、京王デパート新宿店、マルイファミリー志木店、海ほたる、原宿Rinでも扱っている。

また、今回は読者プレゼントとして「venapus(ビナパス)」ミニセットを5名様に頂いております。応募方法はプレゼントコーナーでご確認下さい。

  moral2.jpg moral3.jpg moral4.jpg

株式会社モラール
代表取締役 光安輝雄
船橋市丸山4-3-5

TEL:047-438-1238

※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
変更になっている場合もございますので、おでかけの際には公式サイトで最新情報をご確認ください

スポンサードリンク

MyFunaの最新情報はこちらから
関連キーワード