2009年04月01日 配信

yamazakiyuriko_top.jpg目標は自己ベスト更新。

今は走っていることが、

何よりも楽しいんでス。

 

2/14(土)に船橋市運動公園で開催された『小学生・女子駅伝競走大会』。その中高生女子の部で第一走者を務め、全35チーム中トップで『たすき』を繋いだのが小﨑裕里子さんだ。

彼女は今、全国の陸上関係者に注目されている。現在、女子1500mの分野で歴代トップ10に入るといわれる記録(4分24秒86)を保持している。このタイムを記録したのは昨年夏に行われた『全日本中学校陸上競技選手権大会』でこの時は惜しくも2位だったのだが、この試合のレベルは異常に高かった。

前年の優勝タイム(4分30秒79)に対し今回の試合は、1位~5位まで全ての選手が昨年の優勝記録を上回っているというハイレベルな試合だったのだ。その試合を思い返して「似たようなタイムの人が多かったから(どうなるんだろう??)って気になった」と言うが、実際に走ってみた結果「やってみなきゃ判らないものなんだなぁ」と実感したという。試合の結果は単純に記録だけではなく、当日の調子に左右されることもある。大切なのは自分の力を出し切る事だと悟ったそうだ。

昨夏の試合は新潟で行われた。さすがに部員全員が応援団でついてくるわけにはいかなかったが、顧問の先生と家族が新潟までついてきてくれ、前日にはみんなに応援してもらったのが大きな励みになって「試合前は不安な気持ちよりも楽しみにする気持ちが先にたっていた」という。

一昨年の試合では、予選敗退。この一年間「自分のベストを尽くし絶対に決勝に残ってやる!」と練習に励んだ。七林中では普段、男女の陸上部員が一緒に練習をしているのだが、これが良い刺激になるそうだ。「全国の女子選手にも目標とする選手はいる」というが、普段目標としているのは同校の男子選手の記録。これを追い越そうとして日々の練習を行っているという。

 

この先の目標について尋ねると、「まずは自己ベストの更新。高校生でも全国で戦えるような選手になりたい」と語ってくれた。長距離を続けてゆくのか。という質問に対しては、「まだ先のことは考えていません。でも今は走っていることがとても楽しいんです」と爽やかな笑顔で答えてくれた。

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※この記事に記載の情報は取材日時点での情報となります。
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